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「うん、あれ？知らないの？
まぁ実際にあの子に聞いたわけじゃないけと
あの子んち、結構有名みたいよ？」
「どういうこと？」
俺が聞くと
口を少しとがらしてから
「噂かもしれないけど、
世が世ならお姫様ってとこよ？」
は？
「は？何それ？」
「でもまぁ、サクの家柄だと、許してもらえるかもね・・・」
・・・
・・・
「だって・・・よかったな、
サク、お前は家柄に感謝することだな
お父さん、お母さん、
俺をこの家で作ってくれてありがとう」
「作ってって
バカか」
俺は、リンの事が好きだけれど、
そういえば、リンのことを知らなさ過ぎる・・・
すると
急に照明がパッと暗くなり
俺らは一瞬ハッとする
そして
次にライトが付いたと思うと、
今までとは少し雰囲気の違う曲がながれ
一気に会場のボルテージがあがる
「つぅかさ、さとみ、どうしたの？今日なんだから雰囲気が違うね」
俺は、リンの事をもっと聞きたかったのに
今の照明の切り替えのタイミングで黒川が違う話題を出してきた
「どう？ちょっと気分変えてみた」
「うん、いいんじゃないの？たまには」
「たまには・・って」
そして、
俺の方を見たさとみが
「今度、リンもこんな感じにしてあげる・・・
サク、好みでしょ？」
「は？ちげぇし」
横でくすくす笑う黒川
「別に好んでねぇわ、たまたま・・・」
「たまたま？」
「今までの女がそんな感じだっただけだわ」
「いや、意外と、リンのヘソ出しとか、キャミワンピとか
茶髪とか、そそるかもよ〜」
「そそらねぇし・・・」
そう言いながら、
フロアを見る
そして、想像する、もしリンがそんな恰好でここに居たら
「・・やだわ」
「へ？」
思わず、口に出してしまった俺
「今何て言った？あははは」
大笑いする2人
「わかりやすっ」
「サクってさ、どうでもいい子とさ、
好きな子の差がありすぎるよね・・・
こないだのBBQの時も、
本当はリンに水着なんて着てほしく無かったんじゃないの？」
「あー、それは違う
俺も見たかったから・・」
「ってそこは正直なんだ・・・」
クスクス笑う二人に
「んだよ・・・」
完全に俺は二人に転がされていた・・・
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
