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9月終わりだというのに、
その日は以上に暑かった・・・
久しぶりの学校
と言っても、俺は休みの間も、
ちょくちょく友人たちと約束しては、
時間が可能な限り、遊びには顔を出していたけれど
がっつり、授業が始まったのは
まさにこの暑い日だった
20年も前の事なのに、この日のことは今でも鮮明に覚えている
なぜなら、
その日の出来事が、
俺には、忘れられない思い出となっているからだった・・・
その日は、2限からスタートだった。
それは、第1言語英語で、なかなかスタートにふさわしく気だるい授業だった。
この科目は、1年生の必修科目となっているので、
よほどでない限り、ほぼ全員がそこにいる。
教室は、もちろん別れてはいたけれど、
そもそも、今よく一緒にいる黒川や、てっち、高峰、あと・・・のちに、ゼミで一緒になる竹中
さとみも、この同じ教室にいたのがきっかけで、
仲良くなった
もちろん、リンも、そこにいたんだけれど
俺らは、大概、席も近くに集まり
授業をうけていた
前期と何も変わらないこの風景。
ただ・・・
俺とリンの関係だけが変わった・・・
でも、俺とリンがそんな関係であっても
周りからみたら、ただの仲がいい集団という認識だと思う
ただ
その日の俺は、2か月ぶりに会うリンに心を躍らせていた
あれから、休みの間は
時間が許す限り、
電話でこっそり話していたのだけれど
今と違って、通話代も安く無く
何に感づいたか母親が
「翔ちゃん。いいかげんにしなさいよ」
と、普段なら言葉にうるさい人なのに
目的語無しにして、俺に何度も釘を刺した
おそらく、それとなく息子に彼女ができたということを
少なからずとも悟っていたのだろう
ただ・・
それが、1回でなく、この2か月の間に数回・・・
終いには、まだ親名義だったピッチの請求書を、俺につきつけ
「翔ちゃんのとこから、引き落とすから」
と言い出した
そして
明細の額を見て、
流石の俺も驚いた・・・
あぁ、これ、何回分の少クラの出演料だろうか・・・と
マジで計算した・・・
そんなわけで、
俺の中では、会いたい気持ちが、さらに強くはなっていったが、
もちろん、世間では、許されないことだったので、
大きくは動くことはしなかった
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aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
