20 ページ20
火を起こし、肉を焼く準備をする
俺は、暑いと思いながらも、
サーフパンツの上に、パーカーを羽織り、
頭までフードをかぶり。
そしてサングラスをかける
アウトドアのいいところって、
こういった格好が浮かないこと・・・
だって、俺意外にも、同じような恰好してるやつが、
あちこちにいるし、みんな自分のグループに目が行くから、
他のグループがどんなやつかなんて、気にならない
「そういえばさ、山岸、点数くれた？」
「あぁ、統計学の？
なんとか・・・」
大学は自由であるけれど、
卒業するまでの道のりは、長い
特に、俺らの学部は結構なんだかんだと、
困難なことが多い
ただ俺にとって助かったのが
この6人・・・いや、特にほとんどの取ってる講義が一緒だったリンがいたことに、
おれは、少なくても救われていた。
「リンはさ、いつから実家に帰るの？」
と聞くと
「あぁ、8月1日に、
戻るのは、9月26日かな」
「向こうで何するの？2か月もあるじゃん」
「ん〜、たぶん、家のことかなぁ。
あとアルバイトかな
と言っても、家の手伝いだけど・・・
自営だなの
もちろん、ちゃんと給料ははらってもらうけど・・・」
そう言って、笑った
俺はしばらくリンと会えなくなるのが、少しさびしく感じた
こういう時って、肉を焼く係りって、
必然と決まってくるもので、
俺らの場合は、完全に黒川とさとみがその配置に着いた
それを囲むように、座り
他のメンバーは、食べたり、話したり、飲んだり
楽しんでいた。
俺はいろいろ思うところがあって、アルコールには手を出さず
コーラ片手に
まぁ、場所は違えど毎日いるカフェテラスのそのまんまの会話を
そこで繰り広げていた
高峰がちょうど、俺の前にいて、
俺と目があう
そして、高峰がチラっと、次はリンをみる
そして、俺に視線を移す、
俺が、不思議に思って
「なに？」
と聞くと
「あのさ・・前から思ってたんだけどさ・・・
サクとリンってさ似てるよね？」
「は？」
「あ、それ、俺も思った」
と、テッチが、箸で指すと
「こら、箸で人を指さない」
肉を焼いてる黒川の隣で注意するさとみ
「ってか、さとみは母ちゃんか」
「ひっど、ただ注意しただけじゃん」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1375人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
aya(プロフ) - 紫姫さん» ほんとに、その通りです笑 紫姫さんお疲れ様です！ (2019年7月23日 0時) (
レス) id: 3c3d254d07 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - のんさん» ありがとうございます。あははどっちに転がそうか、この時点では少し悩んでおりまして。まだ悩んでます・・え？書いててよく寄り道しちゃうんです私ｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» おおっｌオールドミスいましたかｗ。もうまさに、その方です。ｗ学校あるあるです (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ayaさん» 思春期男子の汗臭い、この想い書いてて、自分でも笑えてきますｗ性別もちがえば、年齢も違う、よく書いてるな紫姫って自分で褒めてますｗ (2019年7月22日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
のん(プロフ) - どっちに進んでも面白い展開になりそうですねぇ。 (2019年7月20日 12時) (レス) id: c3a42504dc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月1日 23時
