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そして、
調度、鎖骨下辺りに
赤い記が付いていることに気が付き
そこにそっと触れた
その記が、昨晩の出来事がが現実であった証拠づけた
私は、そのままゆっくりと部屋をみると
添えつけられた、小さな机に昨日そこには無かったであろうものに
目が留まった・・・、
机に近寄ると
それは
無地のラベンダー色の封筒だった・・・
トクン・・
トクン・・・
私は、その封筒に手を伸ばし、
恐る恐る手に取った
その封筒の表には
山本A様と、
私の名前がフルネームで、かしこまった字で書かれていた
それが、なんだか
急に翔さんが私に壁を作ってしまっているかのように目えて
心が少しチクンと棘が刺さった
震える手・・・
が思わず、その手紙をクシャっと握ってしまう
そして、しばらく、その手紙を見つめ
おそらく、
その宛名書きからして、
私にとって、かなり不利益な手紙であることは間違いないと、
感じ
開けるか、開けないべきかを迷う
すると、
窓の外から、
brororororororo
外国車特有のエンジン音が鳴り響き、
一瞬ドキっとしたけれど
それが聞き覚えのある音だと思い出し
慌てて窓へとかけよる
途中、シーツが、足にもつれ、
天然目の床の上で滑りそうになるも
窓まで行き外をのぞく。
昨晩過ごしたプールのさらに奥
そこの外へと繋がる大きな門が、ゆっくりと開くのが見えた
・・
え・・・
すると、
しばらくして、
シルバー色の車が、ゆっくりと、敷地内の道を進み
その大きな門へと向かい出て行った
私は、震える手をそのままに
ブランと、力なく垂れた・・・・
そして、そのまましばらく
私は、まるで置き去りにされた子どものように
ただ茫然と、そのシルバーの車を見送った・・・
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紫姫(プロフ) - あきこさん» 一気読みお疲れさまです。ありがとうございます。あの情景をお伝えすることができて感無量ですwまた、ぜひどこかでお付き合いいただけたらと思います (2020年7月5日 20時) (
レス) id: ce56b6a958 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - おのりさん» 花火越えた？ロス消えた？いつもありがとう (2020年7月5日 20時) (レス) id: ce56b6a958 (このIDを非表示/違反報告)
あきこ(プロフ) - お話の続きが気になり一気に読みました。ロト岬にいる気持ちになり、話の世界観にぐっと引き込まれました。サイドストーリーも気になるし、ちょっとした続きも気になります。素敵なお話ありがとうございました。 (2020年7月5日 2時) (レス) id: ed922c5733 (このIDを非表示/違反報告)
おのり(プロフ) - 紫姫さんお話ありがとうございます。途中で何度も息が詰まりました。やっと2人会えたー！ハッピーエンドかな？と思いきやまだその先は私が思ってた甘い話ではなくて、いつもは続きが気になるけど、今回は2人に任せたいな！と思ったくらい大きいお話でした！ありがとう (2019年9月29日 8時) (レス) id: e09bbc376b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuriさん» あら大変ｗ泣かせてしまいました・・・スケールが大きいストーリー展開になったので。 途中、最初の方に置いていた附箋を回収する作業に後半、焦りました。 でも無事に、まぁるく収まってよかったです。ありがとうございました。 (2019年9月26日 8時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年6月5日 23時
