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14時56分
後場引け間際
私の電話がコールする
ドキっとし、その点滅する電話を見る
あと4分・・これ注文だったら、かなりギリギリ、キワキワ。
取引事故になり兼ねないないヤツだ・・・
私は、
息を少し吐き
心を落ち着かせ、電話に出た、
ミスは許されない・・・
残された時間が3分30秒切ってる・・・
「はい、山本です。」
「・・・」
「もしもし？」
「あ、どうも・・・
さきほど連絡しました、櫻井です。」
「・・あ」
忘れていたわけでは無かったけれど
まさか、今日の今日にかかってくるとは思わなかったから、
一瞬、ドキっとした・・・
その声は、
想像とは違って、少し低めの落ち着いたこえだった・・・
「櫻井様？さきほどは失礼しました。
私、櫻井様の担当の山本Aです。
今日は・・・そのご注文ですか？」
「あぁ、そのつもりだけれど・・・」
「申し訳ありません、
引け間際、ギリギリとなってます。
うまく、注文が通るかどうか・・」
「そっか・・・もう3時か・・・」
「はい」
私は焦っていた・・・
注文を通すのであれば、ギリギリだった
事故を起こすリスクを背負うくらいなら、
今日の注文は諦めてほしいとさえ思い
私は、わざと少しゆっくり目に話した
「櫻井様、お決まりの銘柄あれば、確認します」
「くはっ・・・そうきたか」
思ってもない言葉に、私は、おもわず、
「え？」
と聞き返した
「そこに、確か5000万あるだろ？
それで、適当に、君のいいと思う銘柄を、買ってくれ」
「・・・」
「・・・」
「ムリです」
「なぜ？」
「なぜも何も、
そのような一任勘定をすることは、できません」
やばい・・・この人
「・・・そ？」
「そ・・じゃないです。」
「5000万、取引をすれば、・・・きみには、500万のマージンが入り
きみはおそらく、トッププレイヤーにあがれる
それで、好きに売り買いするといい、
好きなだけマージンが入る
それでも？」
落ち着いた低い声
「それでもです・・・」
私は、
タイムを見た・・・
あと、47秒、
マーケットが閉まる
このままどうか、無事に
マーケットが閉まってくれることを願った
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のんちん(プロフ) - (//∇//) (2019年5月4日 20時) (
レス) id: 84e198f775 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - Sara xxxさん» いつもありがとう♪でも、実のところ、進んでいないというw次章では、がんばりますw (2019年4月5日 6時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
Sara xxx(プロフ) - あーもう！！翔ちゃん何者！？物語の展開が面白すぎて…。日々の癒しをありがとうございます！ (2019年3月29日 0時) (レス) id: 595e685c95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - モモさん» モモさんはじめまして？さっきあっちにいませんでしたっけｗいつもありがとうございます、いや、今回は初めての試み、主人公の翔くんが、登場しないという、斬新な作品ｗでも少しずつ、距離が縮まってるような・・・そうじゃないような？お楽しみいただけたらと思います (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - こんばんは。初めまして。紫姫さまの作品に魅了され読み漁ってます！声だけの翔さんに身悶え寸前(笑)更新のたびにお星様押してしまい、毎度投票済みって文字が出てきて１度しか星が押せない事がもどかしい。この先も楽しみにしてます！ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 9b95104c8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年3月4日 22時
