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私はコーヒーを飲み終えると
席に戻り、
東邦医療センターのホームページを検索する
そして、常務医師の一覧を調べてみるけれど
そこには
『櫻井翔』という医師は存在しなかった・・・
もしかしたら、非常勤なのかもしれないと思い
そのセンターに連絡を入れるも
逆に不振がられて、答えてはもらえなかった・・・
連絡は、こっちからは取れない・・・
さすがに、私も自分がやってしまった行動に
後悔が押し寄せてきていた
外は、暗くなりはじめるけれど、
だれ一人帰らない、
これが当たり前の会社だ
私ですら
このまま会社に泊まった方が楽なんじゃないかと思う時もある
私は、あらゆる角度で、調べてみることにした
それは、自分自身を守るためでもあった・・・
しばらくすると、
武井が、私の横の席にすわり
「A？」
と声をかけた
私は、
なかなか捉えることができない情報を、必死に探していた
「内線で話せばいいじゃん、
わざわざ、ここに来なくても」
と画面を見ながら、そう言うと
「ばーか、内線も録音されているかもしれないだろうが」
・・・
私は、手を止めて武井を見た
「とりあえず、
俺があとはやるから、おまえは、今日は帰れ」
「どうして？」
周りを見ると
半分くらいが退社している状態
「ここで最後まで残って、
何かを調べていたら、余計怪しまれるだろうが
身の潔白を示すのならば、
調度いいころあいを見て帰れ」
そう言った武井
確かに・・・
言われてみたらそうだ
ここで
全員が帰ったあとで何かを調べているという業況を作る方が怪しい
「・・・わかった
でも、武井はこの件には関わらないで。
巻き込みたくないの」
すると、ニヤッと笑った武井
「Aは優しいねぇ・・・
いっそのこと素直に、俺のこと好きっていえばいいじゃん」
「うーん、残念ながらその気持ちは無い・・・かな？」
「おおっと、今、少し悩んだんじゃね。
おまえもさぁ、そろそろ考えろよ・・・こんな男前な俺と付き合わないなんて
どうかしてるぜ」
とおどけて見せてくれる
「はいはい」
私も思わず笑ってしまう
「あはは、それでいいんだよ、おまえは
笑ってろ、とりあえず。
じゃあ、まじで、帰れよ」
「わかった・・・」
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のんちん(プロフ) - (//∇//) (2019年5月4日 20時) (
レス) id: 84e198f775 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - Sara xxxさん» いつもありがとう♪でも、実のところ、進んでいないというw次章では、がんばりますw (2019年4月5日 6時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
Sara xxx(プロフ) - あーもう！！翔ちゃん何者！？物語の展開が面白すぎて…。日々の癒しをありがとうございます！ (2019年3月29日 0時) (レス) id: 595e685c95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - モモさん» モモさんはじめまして？さっきあっちにいませんでしたっけｗいつもありがとうございます、いや、今回は初めての試み、主人公の翔くんが、登場しないという、斬新な作品ｗでも少しずつ、距離が縮まってるような・・・そうじゃないような？お楽しみいただけたらと思います (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
モモ(プロフ) - こんばんは。初めまして。紫姫さまの作品に魅了され読み漁ってます！声だけの翔さんに身悶え寸前(笑)更新のたびにお星様押してしまい、毎度投票済みって文字が出てきて１度しか星が押せない事がもどかしい。この先も楽しみにしてます！ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 9b95104c8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年3月4日 22時
