＊ ページ2
「バカか、だったら、なおさらだよ
こんな時間に、公園なんて、一人で通るな、あぶねぇだろ」
そういうと
「・・・心配してくれるんですか？」
と、俺を見つめた
その目は・・・
女の目だった・・・
わかってる
この子が俺に気があることくらい
だから、この子は翔ちゃんに利用されたんだ
「ばぁか、心配というか一般論・・・」
と言いかけた時
俺の胸に抱き着いてきた夏川
「・・ちょ・・」
背中に夏川のカバンが当たる
俺の胸の中で
夏川の呼吸が聞こえる
俺は、そのままの状態で、
しばらく止まってしまう
いや、さすがに、急な展開過ぎて
俺もどうするのが正解なのかタイミングがわからなかった
「・・・夏川？」
俺がそういうと
「私・・・二宮さんが好きです」
そう震える呼吸のまま
俺にそう言った夏川・・・
おそらく、夏川さんは和に想いを告げたのだろう。
俺は・・・
しばらく、夏川の呼吸が落ち着くのを待った
「・・・好きです
入社した時からずっと・・・」
・・・
・・・
「知ってる・・・」
俺は、気の利いた言葉が思いつかなかった
いや、正確に言えば、
俺だって、今、いっぱいいっぱいだったからだ・・・
おそらく、夏川は、俺が弱ってるところを狙ってきたのかもしれない
でも、俺は、まだ、そんな状況では無かった
むしろ
そんな気持ちすらたどり着いてなかったんだ・・・
B=B=B=B=B=
静寂の中
その振動が、夏川にも伝わったのか
同時に二人ビクンと一瞬揺れ
俺は夏川をゆっくり離し
ポケットから、スマホを出した
見るとAからの着信・・・
完全に俺は夏川から離れ、
電話に出た
目の前には、うつむく夏川
夏川のことを考えたら酷だと思いながらも
やはり、俺の中では、Aが一番で
「もしもし、どうした？」
と、別に取り繕う訳でもなかったけれど、
普段と、変わらず電話にでた
・・・
しばらく、間があったけれど
明らかに、様子がおかしかった・・・
「・・・あ、今どこかなって思って、
私も気分転換にやっぱり、一緒に買い物に行こうと思って・・・」
少し鼻声になってるA
泣いているのか？
それに、動揺した感じが俺にも伝わる
耳を澄ませる
・・・
明らかに外だ
それに、音が・・
左側の電話から聞こえる音と
右側から聞こえる音が微かに一致する
俺は
夏川に背を向ける形で、ゆっくり見渡す
おそらく
Aは近くにいるんだ・・・
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
