＊ ページ14
Aの部屋
鍵を開けると、
もちろん、真っ暗で、数日前のAを探して、ここに来た日のことを、思い出す。
あの時は、Aの行方が心配で、不安でここに来たんだけど、
今は、同じ不安でも、少し違う。
いや、大分違う。
先に帰ってて
と言って、笑ったA
俺は、あの笑顔を信じていいのかな・・・
俺は、電気をつけ、靴を脱いだ・・・
リビングに入ると、キチンと、カーテンがしめられてあった
月曜日に来たときとは、違い、
そこには、
明らかに、ちゃんと生活の香りがした・・・
でも、それとは、反比例するかのように、
俺の心の不安は、
さらに一層大きなものとなっていた・・・
心を落ち着かせるため
俺は、Aに言われた通り、
スーパーの袋から、
勝手家きた、肉を取り出し、
冷蔵庫に入れる
そして、
それ以外の材料を、
キッチンの作業台においた・・・
はぁ
ため息が思わずでる
俺は再び冷蔵庫をあけ、ビールに手を伸ばすが、
いったん、その伸ばしたけれど
そして止まる
・・
・・・
今飲むより、風呂入ってからの方がいいか・・・
あ
いや、今帰ってくるのを待ってからの方がいいか
そんなどうでもいいことすら、決められないでいる俺、
結局、冷蔵庫をしめて俺は、そのまま立ち止まった、
おそらく、翔ちゃんはAにを、取り戻す話をしてくるだろう
じゃないと、わざわざ、ここまで来ないはずだから・・・
でも、
俺の子を妊娠してるAを連れていくだろうか・・・
あ・・
その子を含めてなのか・・・
それとも・・・
その子を・・・
恐ろしいことを考えてしまい
ぞわぞわと、鳥肌がたった
不思議な事に、
Aの妊娠が確実にわかると
俺の中でも、
まだ、その、正直ちゃんとした実感はもちろんないんだけれど、
「責任」みたいな・・・そんな感情は芽生えていた
でも・・・翔ちゃんは、
おそらく、言葉巧みに、あの手、この手で、
Aをどうにかしてくることには間違いないだろう・・
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
