＊ ページ11
俺は睨みつけるかのように、翔ちゃんを見た
俺は
そのまま、歩調を緩めずに歩く
そして
翔ちゃんを目の前にして
「どうも」
と。声をかけてやった
だって、そのままムシする方がおかしいだろ？
知り合いなのに・・・
すると、
俺らがつないでいる手を見て
「ふーん、仲良く買い物中だったってわけね。
どおりで留守だったんだ」
そう言った
留守だったってことは、
マンションの部屋も知ってるってことか・・・
ったく、どれだけベラベラ話してんだよ・・・
「まぁね、夕飯の買い出し？
俺が行くって言って出てきたのに、
本当、安静にしとかなきゃダメだっていうのにさ
一緒に行くって聞かないから、
転んだらどうすんだ？って」
そう言って笑ってやる
本当は、余裕なんてないくせに
でも、なんだろな
本当・・・
「そうそう、俺さ
翔ちゃんにお礼言わなきゃいけなかったんだった
ごめんね、今回、Aとお腹の子ども助けてくれたんだって？
本当、命の恩人」
挑発する俺
「・・・」
「あのさ、翔ちゃん、わかってるとは思うんだけどさ、
その時は守ってくれてありがたいんだけど・・・
今、本当大事な時期でさ、安静にしとかなきゃいけないわけよ、
だからさ・・・その・・・
Aをさ、不安にさすのやめてくれないかな」
そう・・・
Aもそうであるように
俺も・・・
守ってやんなきゃいけねぇんだよ・・・
「・・・」
「翔ちゃん、俺には、Aとお腹の子どもを守る義務があんだよ」
「・・・話がある」
俺を無視するかのように、
Aにそう言った翔ちゃんに
俺の怒りが一気に増す
「だから、今言わなかったっけ？」
「わかってる。」
今度は、俺に向かって
それは、まるで、聞き分けのない子供を、諭すかのように
俺を見た
「じゃあ、ごめん、これ以上は無理」
俺は、
そう・・・
俺は・・・
なんだろうなぁ
負けではないけれど・・・
翔ちゃんにはかなわないって思っちゃったんだろうね
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紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» 爆 ( ・_・)ノΞ●~* (2019年6月12日 12時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» しょ・な・い（はぁと）爆 (2019年6月12日 12時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» あはは。あたしたちの関係ってw (2019年6月12日 10時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» くはwだめよw寝てない事バラしたらあたしたちの関係がばれちゃう（はぁと）w そしてシークレットもやっと読めた＼(^o^)／てか、寝たよ、うん、寝落ちたからねw大丈夫！紫姫に比べたら体調いいからw (2019年6月12日 9時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» え？和紀？ダメじゃん、こんなの読んでる場合じゃないでしょうが、寝てよ。昨日も寝てないじゃん。 (2019年6月12日 9時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月28日 22時
