8 ページ8
俺にとっても、嵐にとっても、今までの中でも特に変化があった頃だった
今よりも、仕事の調整があまりできなくて、
若さだけが頼りで、できてたところもあって
日々、仕事をこなしていくだけの毎日
で
なかなか身動きがとれない俺に合わせて、
大学の友達と飲みに行くことになったんだ・・・
その日は奇しくも、俺の誕生日だった
俺はそう・・・今だから言えるけれど、
当時モデルをやっていた璃子と別れたばかりで、
まぁ・・・プライベートは最悪な状態だった・・・
まぁ、そんなこと知らない、仲間が
いつものように、俺を誘ってくれたんだ
まぁ、そこは、良くいく、ダイニングバーだったんだけれど、
たぶん、俺、体力的にも、精神的にも疲れていて
でも、ひさしぶりに会った
気の知れた仲間と会うのは楽しくて
男ばかりで、北京五輪がどうのこうのとか、Ａ型自分の説明書読んだかとか、
女のぱっつん前髪は、あれは、かわいいのかとか、しょうもない話をしながら、
それぞれの近況兼ねて、話ていた
そのうち、彼女の話なったりして、
俺の気持ちを知らない友人たちが
この間、赤坂サカスに行ってきたとか、フワモコの部屋着は最高だとか
そんなくだらない話で盛り上がる
でも俺は璃子とは
赤坂サカスにも連れて行ってやることもなく、
自宅にいても、疲れて、かまってやることもなく
ていうか、構うのすらめんどくさくなるくらい、毎日が忙しくて、
そんな仲間の話は
俺にとっては、ありえない話で、
疲れた体に酒を流しながら、
うんざりと聞いていたその時
たまたま、隣の席に、女の子のグループが来たんだ
すると、俺らの仲間の一人が、
少し鼻で笑い、
その子たちに話しかけた
そのグループも、俺らみたいに、「プチ同窓会みたいなもん」って言って
俺らを見た
詳しく聞くとその女の子のグループは青学卒の子たちだったんだけど・・・
まぁ、その中の一人が、
そう、Aだったんだけど・・・
そのうち
俺らの仲間の一人が「一緒に同窓会しよ」なんて、言いだして
・・・
俺は、とりあえず、なんだか、気持ちが落ち着かないっていうか、
せっかく、心知れた奴らと楽しく飲んでいたのに
正直ムカついて
今思えば、子どもじみてたんだけど、
お前らと一緒にすんなよ、
知らない子なんて、今の俺にはうっとおしくて、仕方なくて・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1371人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
