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俺が、与えると、もぐもぐもぐもぐと、せわしく口を動かす
その姿が、本当、かわいくて、
俺はどんどん入れる
天の口はもぐもぐもぐ
「櫻井様・・・あの・・・」
「はい？」
俺が
顔を見ると
「その・・・ゆっくりで結構ですよ・・・
あのその・・・ははは
申し訳ございません・・・その。お嬢様のお口がパンパンで・・・」
あ・・・
「・・つい」
しばらく見ていると、もぐもぐごっくんと呑み込んで、
天は嬉しそうに
俺を見て笑う
「おうちでも、櫻井様がごはんを？」
「あ・・・たまにですけれど、最近は、自分で食べるようになってきたので、
俺の役目は、たまのお風呂ぐらいになってきました」
そう言うと、
「まぁ仕方無いですよ、気が付いたら大きくなっていきますからね」
そう言って、微笑んだ
「そうなると、なんだか複雑ですよね、
大きくなってほしいと思う一方で、このままでいてくれないかなって思ったりします。
上の子どもも、最近生意気になってきまして・・・あ、いや、あいつはもともと生意気だな」
「あぁ、りょうくんですね。最近、よくCMで見かけます。それと、あのドラマ・・・
結構複雑な気持ちで見てます」
「あはは、そうなんですよ、ちょっと役どころが、ややこしくって・・・」
「でも、親としては、やっぱうれしいでしょう？」
「えぇ・・」
すると、横で天が
「しょおおおおおじゅ、うまうま」
口に少しまだ入ったまま俺を呼ぶもんだから、
「翔くん」じゃなくて「翔潤」になってるじゃん・・・
「でも、これもまた親としても複雑ですよ・・・
同じ世界にいるっていうのも」
そう言いながら、俺は天の口に運ぶ
「そう言うもんですか？」
「えぇ、なんだろう、どういったらいいのかわからないですけど、
同じ仕事をしてる分、いろいろと、目に行ってしまうので・・・心配ばかりしてます」
そして、最後の一口を、口に入れた
「はいっ、。あまね、ごちそうさまでした」
「った」
一緒に手を合わせて、頭を下げた天
「でも、今日は、櫻井さんの違った1面が見れた気がします。」
「あはは、・・・あ、でも・・・」
「わかってます、
これは、ここだけの話ってことで・・・私の心に、止めておきます」
そう言って、にっこり笑った
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
