お姫様だっこ ページ34
バーを出て、
そして、エレベーターまでもどる
絨毯が柔らかいからか、Aのヒールが沈み込み、
ときたま、ヨタつく
そのたびに、俺が手で引きあげるように
歩かせる
エレベーターホールまでくると、
Aの手を離し、
そしてその話した手を、今度は俺の腕を掴ませる
「？」
何？と言った顔で、俺を見るから
「この方が体重かけれるから、歩きやすいだろ？」
と、答える
「ありがとう」
そう言って俺をみてフフと笑ったA
そして、俺はポケットからカードキーを取りだした
それと同時に、待っていたエレベーターの扉が開き、
乗り込む
乗り込む際も、ヨタっとなったAが
「もう、ヒールやだ・・・」
なんて、言うもんだから
それがかわいくて
「脱いじゃえよ」
なんて、言ってみると
「え？ここで？」
「そう。どうせ、誰も会わねぇわ」
そう言うと、
おそらく、酔ってるのもあるんだろうね
本当にヒールを脱いで、
ストッキングのまま床に足を置いた
「あ〜楽ちんだ」
と、俺の顔を見て
片手でそのヒールを手に持った
フハっ
マジで脱いでるし・・・
もうすぐ、俺らが泊まる部屋の階・・・
エレベーターが、ゆっくり止まる
俺は、手に持っていたカードキーを口にくわえ
そして
Aの後ろに回り
勢いをつけて、抱く
まぁ、これが、俗にいう、
お姫様だっこってやつなんだろうけど
扉が開き
俺は、その部屋の番号まで歩こうとするけど
「翔・・くん、歩けるよ・・・」
「んんんん」
カードを咥えてる俺は、わざとらしく、
そんなことを言ってみいる
「翔・・・くん、恥ずかしい」
「んんんんーん」
「もうっ」
俺の胸をトンと軽く叩き
恥ずかしいのか、俺の肩に顔をうずめるA
それがなんだろう
マジ可愛くて・・・
俺は、笑ってしまうと、口にくわえたカードが落ちてしまうので
堪える
そして、
俺らの部屋の前で足を止めると
「ん・・」
そう言って、俺が咥えたカードをAに合図すると
Aは
「・・・もぅ」
と小さな声で返事し
そして、Aはそのカードを受け取り、
ドアに翳すと、ウィーと中で鍵が開いた
そして、そのまま上を伸ばし、
ドアノブを持ったAだけど
「翔くん・・これ、引く方」
と言ったので、
「んん？」
と答えると
「もう
喋れるでしょ。カード取ったんだから」
「あははは、そうね、引くほうね」
そう言って
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すりおろし梨。(プロフ) - バスローブかぁー 確かに 増し増しになるかも。 ウチには存在しやんけど。(笑) 甘い2人が ほんわり してて ニヤニヤしてしまう。 (2018年10月14日 12時) (
レス) id: 174b3fcc1c (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - こんにちは。こちらの翔くん、やっぱり好きです！主人公ちゃんに甘くて弱くてでも知的で。本当にお似合いなご夫婦です。そんな二人の甘いひとときにドキドキとまりません。これからもどんどん甘い時間に期待しています！ (2018年10月13日 12時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ちゃみさん» 少しだけ甘めにしてます。しばらく封印してたのでw 引き続きよろしくお願いいたします (2018年10月11日 22時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
ちゃみ(プロフ) - わーい♪久しぶりに更新しててルンルンで読んでしまいましたーぁ♪ (2018年10月10日 21時) (レス) id: 3534b69c9a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» 弾丸ですが・・・w (2018年8月30日 6時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年7月22日 0時
