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と、そう言って、
立ち上がった
「じゃっ、俺先にはいる〜」
と、そのままバスルームへと向かった
急に静かになった部屋
私一人、取り残された気分になる
食べ終わったお弁当の容器を、
翔の分も一緒に片付けて、ごみ箱に捨てる
綺麗に整えられたベッド
そこに軽く腰をかけると、びっくりするくらい、
スプリングが跳ねあがり、バウンドした
ベッドの頭の方をみると、
いろんなグッズがあることに気づき、
やっぱり、ここはそういうところなんだと、認識する
ドクンドクンと言ってる胸を、両手で押さえた
別に翔とそうなりたくない訳じゃない
むしろ、初めては翔とシたい
遅かれ早かれ、きっといつか訪れる・・・
私は立ち上がり、バスルームに向かった
バスルームの中から水音がする
私は、誰に返事したのかコクンと頷き
そして、着ていた服を、脱いでいき、
そして、そこにあったタオルで前を覆い
バスルームの扉を開けた
「・・・え？」
泡だらけのバスタブで
目をまんまるに開いた翔
「お・・おまっ・・バカかっ」
そう言って横を向いた翔
緊張していたはずなのに
それがおかしくて
「だって、一人でいる方がドキドキして、死にそう」
と、素直に言いその泡だらけのバスタブに足を入れ、
タオルをはずした
あいかわらず横をむいたままの翔が
「そこのボタン押してみ」
と、指だけで指図する
私は、その指した位置にあるボタンを押すと、
ゴーという音とともに
中かから、気泡が次々へと出てくる
「うわー、すごーい。」
バスタブのへりに肘をおき、頬杖をつくような形でゆっくりこっちを見た翔
「おまえさ、バカなの？」
「何が？」
「・・・たく」
「何が？」
「なんでもねぇ」
ブクブクと次々に泡が膨れ上がる
「翔？」
「何？」
呆れてるのか、怒ってるのか・・・
「あのね、私・・・いいよ」
「何が？」
「だから・・・シてみる」
「は？」
私を見てキョトンとした翔
「シてみるって・・・・おまえさぁ」
私の言い方が悪かったのか、
肩を揺らしながら笑う翔
「だって、遅かれ早かれ、翔とはそうなるんだったら、
今シときたい」
「わけわかんねぇ、つーかさ、普通さ、初めての時にさ、
一緒に入ってくる？」
「・・・」
「ったく、最近さAのこと少しずつわかってきた気がする。
その思い立ったらすぐ行動してしまうとかさ
ま・・それも好きなんだけどね」
そう言って、手で水鉄砲を作って私にかけた
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紫姫(プロフ) - Sara xxxさん» やったwへへっ。この過去ありきの10年後、しきちゃん頑張りますw (2018年7月29日 7時) (
レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
Sara xxx(プロフ) - 紫姫さん〜(T ^ T) もうだめ。泣く。何この胸が苦しくなる展開…。続きを読むべく行ってまいります！！ (2018年7月29日 0時) (レス) id: d71a440a0a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ケイトさん» ありがとうございます。今回は久しぶりにオリジナルを書いてるので、楽しいです。オトナになった主人公ちゃんの、また違った悩みを描けていけたらと思います (2018年7月27日 7時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» あはは、いつもありがとうございます。お宝回収、ぜひお願いいたします。中には今回はフェイクも入れてますw そう、なんと言ってもあの翔くん、何も無くして離れたりしませんw (2018年7月27日 7時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - せいこさん» 花火は昼間にするもんですwいつもありがとうございます。若さゆえにを表現したくて、かなり今回は大変でした、なんせ私には遠い昔(;゜∇゜)これから、オトナに気持ちをシフトチェンジしていくので、スタートもしかしたら、慣らすために過去を行ったり来たりするかもです (2018年7月27日 7時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年6月24日 19時
