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最初こそは、
そう・・・違和感ばかりでしかなかった
私たちの関係
それでも
何も空っぽになってしまった私の心に
和がゆっくりと入ってきた
大学が別々で、
普段はそれぞれ自分の大学に行き、
それぞれのキャンパスライフを送り
そして、バイトに行ったり、サークルやゼミの仲間と過ごす。
お互いに、束縛するわけでもなく、
時間ができたら、一緒にいるという感じ。
まぁ、だから、これだけ長く続けてこれたんだと思う。
初めて行ったデートは・・・・なんだったっけ・・・
あぁ、そう学校帰りに時間がお互いに合ったから、
原宿辺りをうろうろと歩いたっけ
お互いに少し都心から離れた海育ち
人が多い道を歩くとよくぶつかったっけ
慣れないヒールで歩いたから、
痛くって
途中、カラオケ屋で休むことにしたんだった
付き合ってるって言われれば、付き合ってる
友達って言われれば、友達
そんな曖昧な関係のままだった
でも、
和は別に気にしてないかのようだった・・・
チュッ
チュッ
何度か
キスを重ねて
お互いを見る
もう、何百回、いや、何千回・・・ううぅん、もしかしたら、何万回も
こうやってきたんだろう
和と初めてキスした日のこともちゃんと覚えている
初めて和の部屋に行った日だった
私の中では
全てを覚悟はしていた
だって・・・
彼氏の部屋で初めて２人きりって・・・
そうなるもんだって
経験上・・・そう思い込んでいた
だから、私は朝から、自宅で下着もだし、身体の手入れも
いつもより念入りにしていった
和の住んでいたところは、今よりももっと学校に近くて
今おもえば、まぁ・・・
よくある男子学生の部屋そのままだった・・
電話で「明日、時間できそうなんだけど？和は？」
って聞いたら、「だったら、うち来る？」
とサラッと言った和
でも、私の中では
家につくまでに・・・
付き合ってるんだったら、当たり前だし
それに、私は和が好き・・・そう、好き
とまるで言い聞かせてるかのように
考えながら、向かった
家に着くと、
別に何をするわけでもなく
和が出してくれた
麦茶を飲みながら、
和がテレビゲームをする横で
それをジッと見ていた
ふふ
今と変わんない・・・
そして、
ゲームが次の場面へと切り替わるその合間に
和がソッと私の肩を自分へと引き寄せた・・・
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紫姫(プロフ) - 郁さん» 今日は、頑張るw (2018年5月28日 17時) (
レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
郁 - 直していただいてありがとうございます。更新楽しみにしてます！ (2018年5月27日 17時) (レス) id: 4163fcf99c (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 郁さん» わあわあわあわあ、やってしまいましたw見直してたはずなのに、まだ池辺さんいましたねwありがとうございます。今、変更しましたw (2018年5月24日 16時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
郁 - 紫姫さんこんにちは。いつも楽しく読ませていただいてます。今後の展開が楽しみです。ひとつ気になることがあって、主人公の名字が途中から、池辺から橘に変わってませんか？お節介だったらごめんなさい。 (2018年5月23日 17時) (レス) id: 4163fcf99c (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - せいこさん» 一応、３部で今回は考えてます。２つの物語を書いてる感じになってますwあとは、これを繋げる事ができたら、そのときは誉めてくださいねw (2018年5月22日 5時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年4月30日 23時
