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シャワーをザッとあび、
湯船につかる
「はぁぁ」
思わず、大きなため息が出てしまう
でもそれは、決して疲れからくるため息ではなくて
どちらかというと安心感からくるため息
俺にとって、高層マンションの広いバスルームより
もしかしたら、このこじんまりした湯船に、
かぐやと収まるくらいが調度いいのかもしれないよね
お湯を両手ですくってはその湯を落とし、そして、また、すくっては落とす
それを繰り返していくうちに
ん？
さっきとは違う焦げた香りがただよって来た
ただ、それは、焦げ付いた苦みのあるような香りではなく
甘いやさしくなるような香りだ
俺は何度目かのそのすくった湯で顔を洗い、
首をぐるっと回した。
身体も髪もあらい、
そして、どれくらい風呂の中にいただろう、
本当はダメなんだろうけど、
湯船の中で少しうたた寝をしてしまっていた
さすがにさっきほどの甘い香りは、
もう感じなくなっていた。
コレ以上ここにいたら、ふやけてしまう
手のひらを見ると、白くしわしわになっていた
おおおお
久しぶりに見たわ。
子どもんときは、たまに見たけれど、
オトナになってから
あんまり見んもんね
ざばーっと立ちあがると、
湯船のお湯が右へ左へ、そして、上へ下へと複雑に揺れ動いた。
俺は、少しだけ立ちくらみを起こしたが、
ゆっくり、そのまま脱衣場に出た。
脱衣場にでると、
さっきの甘い香りはまだ全然現役でただよっている。
俺はここには２枚しかないバスタオルの１枚を取り出し、
それで、身体を拭いた。
棚に置いてある、部屋着に着替え、
開かずの扉の前に行き
一呼吸置いた
たぶん、このドアノブは軽く開くに違いない
それは間違いない
でも
「なぁ
かぐやぁ、入ってもいいか」
そう少し大き目の声を出すと
足音が近づいた
あ・・・
これはまた
籠城する気か
俺は一瞬身構えたけれど
すぐにそれは音をたてて
意図も簡単に開いた
今度は、１０センチじゃなく、３０センチ、
４０センチ、いや、、半分か
すると、中から、顔を下向き加減だが、
目は上目づかいで俺を見たかぐや
「そいつはずるいぞ、かわいすぎんだろ」
そう言って、おれは、かぐやの瞼にキスをする
かぐやからは、まるでチョコでコイツは出来てるんじゃないかというくらい
チョコの香りが鼻をくすぐらせた
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とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
