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「で、みて、このチェーン、すごく細くて直すには、
それ専門の職人じゃないと無理って・・・
でも、そのことを取材にきてくれたAさんに話すと、
もしかしたら、直せるかもって」
「そう、以前取材した人で、思い当たる人がいて
それで、もっていって、直してもらったの」
「志保？腕出して？」
そういうと、ステファンは、そのブレスレットを、北川さんにつけた
「このブレスレット、僕が、彼女にあげた最初のプレゼントなんだよね」
そう言って笑った
・・・
・・・
「いや、だからと言ってさ、
Aがホテルから出てくるのはおかしいでしょ」
俺はそう言って二人を見た
「それは・・・」
口ごもったA
するとステファンが
「それは、僕がブレスレットのお礼に、
櫻井さんのためにAさんがボンボンショコラを作りたいって言ったから
教えてあげてたんです」
「・・・は？？？？」
「このホテルにも、奥に僕のお店があるんです、ちょうど、ここを抜けたところ」
そう言って、奥の客室の廊下を指す
よく見ると、その奥は、テナントで数件入っていた
「で、厨房でねAさん？頑張りましたネ」
と、Aにウィンクする
「だったら、隠す必要ないんじゃねぇの？
俺のレセプションの場所聞いたりさ、帰る時連絡してくれとか」
「それは・・・驚かせたかったから・・・」
俺は、力が抜けて、しゃがみこみそうになった
あぁぁ、そうなの？
「おまたせっって、あれ？何？」
トイレからもどってきた竹中
「あ・・・10年まえはどうも」
そう言ってAに頭をさげる
「え？１０年前？」
「そう、１０年前、翔と一緒に居酒屋にいた一人の、竹中です」
「あ・・・あの時の」
「そう、あの時の」
なんかややこしいな
俺ははぁとため息をついた
そして、とりあえず北川さんと竹中が
ロビーで清算を済ませている間
俺は・・・
「今日・・・」
「ん？」
「せっかくだから、部屋とってみたわ」
「え・・・？」
「疲れたわ・・・俺」
・・・
・・・
「バレンタインですしぃ」
・・・
・・・
「その、俺のために作ったという、ボンボンショコラ？
堪能したいしぃ」
・・・
・・・
「ゆっくりしよっか・・・二人で」
Happy Valentine′s Day
それは、本当に甘いショコラだった・・・
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とも(プロフ) - 親になっても何年経っても二人きりになった時にはイチャイチャ出来るって素晴らしいな。翔さんの甘えてる姿もなんだか新鮮でニマニマしちゃった(笑) (2019年2月23日 11時) (
レス) id: bd0ebe94fc (このIDを非表示/違反報告)
*-eni-*(プロフ) - あのショコラティエはエロいけども、チョコ作ってる時はエロくないよね(笑)( *´艸`)翔さん手取り足取りされたらやなんだもんねぇか〜(*´∀｀)σ)))))*3ﾟ)もぉー主人公ちゃんの事大好きなんだからぁーー！！♪ (2019年2月22日 0時) (レス) id: 1b38e8b576 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» これは愛なのか何なのかw (2019年2月22日 0時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
和紀☆(プロフ) - 紫姫さん» ありがとぉ！なかなかみんな言えないままだろうなーっておもってあっちで報告した^ ^ 教えてよーって結構なるよねwそして紫姫のしょーさん愛が溢れてるもんね(//∇//) (2019年2月21日 23時) (レス) id: 9ae5b47bd8 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 和紀☆さん» まあ、私の中では一番書きやすい方だからw。 (2019年2月21日 20時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月13日 23時
