額 ページ33
Aの上に重なるように倒れ込む
２人の間には、ほどよい熱と汗
そして心地よい気だるさ
俺はAの額に再び自分の汗ばんだ額を重ねる
「まさきの、それ・・・好き」
そう言って、少し朦朧としながら
フっと笑ったA
「え？どれ？」
俺は、何のことだかわからなくて
下にいるAの髪をなでる
「まさき・・初めての時も、そうやっておでこくっつけてくれた」
あぁ、そのことか
「ほら、おでことおでこくっつけるとさ、自分以外の体温を直接感じることできるでしょ、
母ちゃんが、熱無いかなぁってやるみたいに」
「えぇぇ、お母さん・・・・
もう少し、ロマンチックなエピソードにしてよ
ふぅ、でも、それが雅紀らしいか」
「なんだよ、らしいって
」
そういって、髪を撫でていた指で、今度は額を、軽く弾く
「もう、痛いじゃん」
「痛くないでしょ、これくらい
手加減してやってんだから」
俺は、ゆっくりその重なった身体を離し
そして、Aのその身体にシーツをかける
Aは、だるいのかそのまま、少し目を閉じた
Aの身体は、うまい具合に、服から出てる部位には痣はなく
見えない隠れている部分に、散らばっていた
一体、どうやったらこれだけの痣ができるほど、
Aの身体を傷つけることができるんだ
俺の中で明らかにいろいろなことが
その夜変わり始めていた
横にいるAを引き寄せ
俺の胸の中に納める
すると、Aもそっと俺に寄りそうように胸の中に顔をうずめた・・・
ようやく安心しきったような顔をして
俺はその髪をまた撫でて
そして、ゆっくり目をつむった・・・
そこには、あの夏の日がまた浮かびあがってきたけれど
１６歳のまだ固い日焼けしたAの身体ではなく、
今の柔らかい白い肌のAが浮かんでいた
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紫姫(プロフ) - ぴらさん» ざ、王道、このまま突っ走っていこうかと思いながら、本人も「これ結末どうなる？」と少し不安でもありますｗｗｗ (2018年1月21日 18時) (
レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かよさん» いつもありがとう、なんとか全てにおいて、続けていけそう (2018年1月21日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ザ王道どんと来い！大好物！更新楽しみにしてるね！紫姫ちゃんにだれか時間をー！笑 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 姫ちゃんこんばんは☆主人公ちゃんが相葉ちゃんに助け求める事できてよかったって思います！何があったのかどきどきです！明日からお仕事なんですね！姫ちゃん旦那様のご実家でも色々家事とか頑張られててすごいです！ゆっくり休めるといいなぁ。明日からもfightです☆ (2018年1月3日 19時) (レス) id: 636ea2fbee (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - shocolaさん» うん、ずーっとついてきて♪ (2017年12月6日 8時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年9月18日 18時
