ナムル ページ25
(名前ｒ)は、この間の夜とはうってかわり、やわらかな、ブラウスを今年流行りの鮮やかなスカートに入れ、髪は、器用に、ゆるやかにまとめ上げ、
うなじには、少し遅れ毛
「ん？」
俺の視線に気がついたのか、こっちをむくと
耳元のピアスが揺れ
一瞬、ドキっとした
「あ・・いや、なんでもない、
何飲む？Aは・・・・
あれ？何が好きだっけ」
俺のなかでの記憶をたどる
「ビールで」
その言葉に、少し驚く
「そんなに驚くこと？」
「あ、いや、なんとなく、カルピスのイメージ・・・」
って
カランっと、頭の中で、あの夏の日のカルピスを入れたグラスの音が聞こえた
「カルピス？」
「あ、いや、
って、そうだよ、そうだよね、俺らこうやって大人になってごはん食べるの
初めてだから、そっかぁ、Aもお酒飲むようになったんだね」
俺が慌てて、その記憶から離れようととすると
「雅紀とそんなに変わらないんだけど」
と、にこって笑う
「そうだよね、
あ、大将、生、２つ追加で」
俺は、先に口をつけてからにしてしまった、ビールジョッキを、
テーブルの端に置く
「でもさ、本当、なかなかこうやって、話す事もなかったからさ、
記憶が、子どもの時で止まってるのかもしんないね」
「うーん、雅紀は、そうかもしれないけど、
私はどうかなぁ、テレビ付けたら、雅紀みてるから、
あんまり、感じないかも、あ、これ食べてもいい？」
そういって、先にとおしで、持ってきたナムルに目をやる
「あ、どうぞどうぞ。
そっか、そんな感覚なんだね、俺はさ、まぁ、正直だよ、正直に言うと、
さっきちょっと、どきっとした」
ナムルを口に入れ
え？と驚いた顔をしたA
「ほら、俺の知ってる今までのAはさ、ご近所のAじゃん、
ほら・・・その服もさ、そんなおめかししてないじゃん」
「おめかし？
あぁぁ、これ？
電車に乗る最低限のオシャレ・・・だよ
さすがに、Ｔシャツのようなよれよれの部屋着で、ここ来られたら、
雅紀だって、ひくでしょ・・・」
そういって、
さらに、ナムルを、口に入れ、
また、さらに口に入れた
「そんなに、慌ててナムルばかり食べなくても・・・
メインはこれからなんだから」
もぐもぐしながら、下をむくAがなんだか、かわいくて
「そっかぁ。頑張っちゃったわけだ」
「頑張ってません」
と少し、ムッとした顔もかわいくて
「なるほど・・・なるほど・・・」
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紫姫(プロフ) - ぴらさん» ざ、王道、このまま突っ走っていこうかと思いながら、本人も「これ結末どうなる？」と少し不安でもありますｗｗｗ (2018年1月21日 18時) (
レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かよさん» いつもありがとう、なんとか全てにおいて、続けていけそう (2018年1月21日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
ぴら(プロフ) - ザ王道どんと来い！大好物！更新楽しみにしてるね！紫姫ちゃんにだれか時間をー！笑 (2018年1月19日 22時) (レス) id: 136dc36140 (このIDを非表示/違反報告)
かよ(プロフ) - 姫ちゃんこんばんは☆主人公ちゃんが相葉ちゃんに助け求める事できてよかったって思います！何があったのかどきどきです！明日からお仕事なんですね！姫ちゃん旦那様のご実家でも色々家事とか頑張られててすごいです！ゆっくり休めるといいなぁ。明日からもfightです☆ (2018年1月3日 19時) (レス) id: 636ea2fbee (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - shocolaさん» うん、ずーっとついてきて♪ (2017年12月6日 8時) (レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年9月18日 18時
