違った景色 ページ38
「じゃあ、一度赤ちゃん、そのベッドに寝かしてもらって、看護師に、新生児室に運びましょう。ガラス越しだけど、いい？」
翔「もちろんです、すいません、わがまま言って」
「あ〜、じゃあ、その前に、ママにお・ぱいもらってから連れて行きましょう。」
え？
お・ぱい・・・
あ、そうか、そうだよな
赤ちゃんには、必需品だわ
そういうと、
手を出す助産師
あ・・そう
仕方ない・・・俺にはどうすこともできないからね、
こればかりは・・・
ゆっくり、赤ん坊を助産師に返すと、
助産師が、慣れた手つきで、赤ん坊をひっくり返し、
Aの胸の上に乗っけた
「ははは、ようやくママのところだね・・・じゃあ、どうかな、できそう？
少し、お手伝いするわね」
そう言うと、コクンと頷いたA
そして、俺に見えないように、
授乳し始めた
俺の角度からは、ただ、赤ん坊を抱いてるようにしか見えないんだけど
A「あ・・結構吸う力強い？上の子も上手だったんだけど」
上手って・・・
まぁ・・・お・ぱい星人の俺の子ですから？
って
俺は何を言ってるんだ
翔「あ・・・あの、とりあえず、りょうの所に行ってくる、あと、
事務所に連絡いれなきゃいけなくて」
A「あ・・・わかった、ありがとう。りょう・・お願いね、たぶん、本当に不安がってると思うの」
翔「ん？了解」
そうだな、
早く報告してやんなきゃ
俺は、足早に、分娩室を出た
さっき、ここに入る前の景色とは、全く違っていた
なんだろう、全てが新しい世界に変わったみたいだった
ナースステーションの前を通ると
そこにいた看護師たちから
「櫻井さん、おめでとうございます」
と、たくさん声をかけてもらった
おめでとう・・・か
俺は、深々と頭を下げ、りょうの待つ、デイルームへと急いだ
ガラスのゲートを出ると、
そこには、お義母さんと、そしていつの間にか来ていた、俺の母さん
その間でたくさんのおやつやマンガで甘やかされてる龍
・・・
・・・
俺の姿に気づいて、
龍「パパっ」
思いっきり、大きな声を出し
俺の所に走ってきた
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紫姫(プロフ) - あいうえとさん» ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月19日 17時) (
レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえと - 句読点多すぎて読みにくい (2017年9月19日 16時) (レス) id: d8fce1903a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» いつも、ありがとうございます。天ちゃんに奮闘するパパ翔・・・のリクエスト多いですｗ嬉しですね、本当、描いていて、よかったって思います。この作品は、私の中でも書きやすい作品なので、時間ができれば、戻ってこれたらと思ってます。 (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ことぶきさん» あははは、ANGELの杏樹みたいな小悪魔になりそうですね、確かにｗｗｗ本当、いつも、応援いただいて、ありがとうございます。次回、また、ぜひ、ごひいきくだされば、紫姫幸いでございますｗなにとぞ、よろしくお願いいたします (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 瑠那さん» いつも応援ありがとうございます。たぶん、翔くんの子育て奮闘記だけでも、十分１章お話が描けそうですｗじつは、リクエストも多いので、また、描いてみたいな・・とは思ってます、だって気になりますよね・・・櫻井家ｗ (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年7月12日 13時
