温もりと重み ページ46
ゆっくり、頭を包むように手を入れ、
そして、ゆっくり持ちあげ、腕の中に納める
この温もりと重みは、決して忘れることは、これから先無いだろう
翔「・・・あまね」
A「・・・え？」
翔「この子の名前・・・」
A「え？」
翔「漢字で「天」って書いて、
「あまね」
A、外見て、
さっきまでさ、雨音が聞こえててさ
でも、雨が降ってるのに、天の隙間から光がさしててたんだ」
そういって、窓の外を見る
A「天使の梯子だっけ？」
翔「そう・・・あとね、
俺が「翔」で、息子が「龍」。娘が「天」
なんか、関連ありそうでしょ、
『天を翔る龍のごとし』っ、て、なんか古典文学みたいだけど、
我が家に縁起よさそうじゃん？」
A「え？私、入ってないじゃん」
翔「あ・・・いや、それはさ・・・ま、そうなんだけど」
A「ふふ・・・いいよ」
翔「いいよって、どういう意味？」
あれ？いれてやらなかったの、ダメか
A「よかったね・・・あまねちゃん、
よろしくね」
そう、俺の腕の中の小さな天使に話しかける
それが、今まで見せてくれたAの笑顔の中で、１番最高な笑顔だった
それが照れ臭くて
翔「あまね。パパだよ」
と俺も話かけた
A「今度は、櫻井翔です。じゃないんだ」
翔「それは、さっき少し動揺してたんですぅ」
そういって、そのプニプニの頬を擦りつけると
びくんと、痙攣したようにびっくりして、
天「ふみゃ〜」
と、さっきより、少し大きな声で泣き出した
翔「うわっ、どうしよ、わ、マジで
うわっ。しかも、何こいつ？
なんで、ネコみたいな泣き方なの？」
A「翔くん、落ち着いて、大丈夫だから」
でもすぐさま
背中側を支えていた方の指を使って、軽くトントンとしてやると
泣くのをやめ、俺をジッとみた
翔「やっぱ、目ぇ見えてんじゃね？さっきから、俺ばっか見てる気がする」
A「気のせいです。」
翔「いや、違うね、これは、気のせいじゃない
あまね、絶対見えてるよな」
そう言って、片方の手の指を右から左へと、ゆっくり動かすと
それを黒目が少しだけ追った
翔「ほら、やっぱ見えてんじゃん、
どうだ、パパイケメンだろ？」
Aはベッドでケタケタ笑い
そして、続けさま、こう言った
A「なんかね、この子が生まれたらさ、どんな気持ちになるんだろって思ってたの
でも、今まで以上に、りょうの事が愛しくなったの
これで、２人のお母さんになれた
翔くん、ありがとう。」
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紫姫(プロフ) - あいうえとさん» ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月19日 17時) (
レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえと - 句読点多すぎて読みにくい (2017年9月19日 16時) (レス) id: d8fce1903a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» いつも、ありがとうございます。天ちゃんに奮闘するパパ翔・・・のリクエスト多いですｗ嬉しですね、本当、描いていて、よかったって思います。この作品は、私の中でも書きやすい作品なので、時間ができれば、戻ってこれたらと思ってます。 (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ことぶきさん» あははは、ANGELの杏樹みたいな小悪魔になりそうですね、確かにｗｗｗ本当、いつも、応援いただいて、ありがとうございます。次回、また、ぜひ、ごひいきくだされば、紫姫幸いでございますｗなにとぞ、よろしくお願いいたします (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 瑠那さん» いつも応援ありがとうございます。たぶん、翔くんの子育て奮闘記だけでも、十分１章お話が描けそうですｗじつは、リクエストも多いので、また、描いてみたいな・・とは思ってます、だって気になりますよね・・・櫻井家ｗ (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年7月12日 13時
