ええええええええええ ページ31
「今から、検診しますね。ご主人さま、すいません、えっと、そっちへ」
そう言われ、俺は、Aのまくら側の端においやられてしまう
まあ、そうだよな、邪魔ってことだよな
「櫻井さん、失礼しますね〜」
そう言って、横向きになっていた身体を、少しだけ、上に向かせて
大きくはれ上がったお腹に、機械を付けて行く
そこに、シーツを被せ、
「櫻井さん、がんばって、次の合間に膝立てれますか？」
そう言われると
痛みと痛みの間を待って、
Aが膝を立てた
「痛いよね・・・今ねモニターの波計が結構動いてきてるから」
声にならないAがコクンと頷いてる
「赤ちゃん元気か心音確認しますね」
そういって、さらに装置を付けると
ザーという音の中に、びっくりするほど、早い鼓動が
この静かな病室に聞こえる
うお、これが、ポポちゃんの心臓の音か
「ん、赤ちゃん元気だね、じゃあ、下、確認させてね」
そういうと、
シーツを、立てたひざにかけ
俺の方からは見えないように配慮しながら、
何やら、調べている
俺も、まじまじと、その光景を、Aのまくら元の方から見てしまう
「赤ちゃんもね、今、だいぶね、おりてきてるの、
頭もね、指で触れるくらい・・ただね、子宮口が、８センチか・・・」
え？
ってことは、この１時間で１センチしか開いてないってこと？
「櫻井さん、どうしよう、だいぶ疲れてきちゃった？」
A「せんせ・・・もう、ムリ・・・どうにかして」
初めて、弱みを見せたA
「ん〜。そっか、そうだよね、陣痛は、もうマックスだもんね
お産初めてじゃないから、刺激したら、開くかもしれない。」
A「刺激してっ」
な、なんて、ことを
俺が驚いてAを思わず見てしまう
「ん〜、じゃあ、破水させよう。出てくるかもしれないから、
分娩室まで、ゆっくりでいいから、歩いて来て、向こうで待機してるから」
そう言って、助産師はゆっくり、Aの脚をのばさせて
「ご主人さま、今から、分娩室の移動しますので、よ
ろしくお願いします」
翔「え？歩かせるんですか？」
「はい」
翔「はいって・・・この状態で？」
「はい」
翔「え？うそでしょ」
「嘘じゃありません、では、のちほど」
そう言って、部屋をそそくさ出て行った
え
え？
え？ちょっと、
ええええええええええええええええええ
マジかよ
俺は、そのまま立ちすくんでしまった
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紫姫(プロフ) - あいうえとさん» ご指摘ありがとうございます。 (2017年9月19日 17時) (
レス) id: e9c302e907 (このIDを非表示/違反報告)
あいうえと - 句読点多すぎて読みにくい (2017年9月19日 16時) (レス) id: d8fce1903a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» いつも、ありがとうございます。天ちゃんに奮闘するパパ翔・・・のリクエスト多いですｗ嬉しですね、本当、描いていて、よかったって思います。この作品は、私の中でも書きやすい作品なので、時間ができれば、戻ってこれたらと思ってます。 (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ことぶきさん» あははは、ANGELの杏樹みたいな小悪魔になりそうですね、確かにｗｗｗ本当、いつも、応援いただいて、ありがとうございます。次回、また、ぜひ、ごひいきくだされば、紫姫幸いでございますｗなにとぞ、よろしくお願いいたします (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 瑠那さん» いつも応援ありがとうございます。たぶん、翔くんの子育て奮闘記だけでも、十分１章お話が描けそうですｗじつは、リクエストも多いので、また、描いてみたいな・・とは思ってます、だって気になりますよね・・・櫻井家ｗ (2017年9月18日 18時) (レス) id: 468a98d518 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2017年7月12日 13時
