腕の中へ ページ8
・・・
言っちゃった・・・
言っちゃったよ・・・
もういいやっ
今日は、贅沢して、コンビニのデザートを潤と食べるっ
途中のコンビニでデザートを買い、
家路を急いだ
もう
もう
もう
勢いよく、玄関のドアをあけると
その音に
ビックリした顔の潤がそらを抱っこして、リビングから、顔を出した
先週、先に就職が決まった潤は、さらにバイトの時間を増やし
バイトに行くまでの時間を、こうやって、そらを見ていてくれていた
潤「お・・・・。おかえり」
潤の腕の中で、私の姿をみて、きゃっ、きゃっと喜ぶそら。。。
A「もうっ、腹立つから、ケーキ買ってきたっ。贅沢したっ」
潤「って、コンビニじゃんっ。。。どうせ贅沢したいなら、ケーキ屋さんで買ってきたらよかったのに」
・・・
そんなお金の余裕がない私は、コンビニでも十分贅沢で・・・
それでも、悩んで２つ購入してきたくらいだ
A「いいのっ、もうっもうっ」
はははは
と笑う潤
潤「そら〜。ちょっとここでいい子にしてて」
そう言って、そらを床のマットの上に置いた
そして、胡坐をかいたまま、大きく腕を広げて
潤「ほら、Aおいで」と私を呼んだ
・・・
鼻の奥がツーんとなり、
うわ〜んと声をあげて、
その広げた腕の中に飛び込んだ
潤「大丈夫だって・・・」
潤は泣き止むまで私をぎゅっと抱きしめてくれていた
それから、
数日して、
言いたいこと言いきったその会社から連絡があり
わたしは
あの啖呵切った会社に就職が決まった・・・
私たちは無事大学を卒業し、
それぞれの会社に勤め
そして、そらは、保育園に通うことになった
私たちにとっての新しい生活がまた始まったかわりに
忙しくもなっていった
会社はとても、融通をきかせてくれる会社だった
でも、私は、その恩を忘れないように、
本当、一生懸命覚え、働いた。
そらも、少しずつ成長していき
全てがうまく行きはじめたころ・・・
今度はうみをおなかに宿した
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
