別れる ページ40
潤「なぁ、A、俺と・・・別れるんだったらさ、
それこそ、おなかの赤ちゃん、あきらめてほしいんだ・・・」
え。。。
潤「これ以上、Aを苦しめるわけにはいかない」
・・・
A「・・・でも私は・・・」
潤「わかってる・・・
産みたいんだろ？自分の命をかけてでも、産みたいんだろ？」
再び、訪れる沈黙
思わず、外を見てしまう
泣きそうになるのを、グッと堪える
潤「俺とわかれて、もし、もしもだよ、無事に生まれたとしても、
お前のその体で、どうやって、赤んぼを、ひとりで育てるんだよ、
ましてや、いつ、癌が再発するかわからない、そんななかでさ
働かなきゃいけない、育児もしなきゃいけない、ってどうやって、生きていくの？」
A「それは。。。。」
潤「もっと現実を見ろよ、A。そんなに、現実は甘くないって、俺ら、結婚したときから、わかってるじゃん。」
A「だから、よく考えよ。」
「おまたせしました」
その時、さっきの定員さんが、パスタを運んできた
その立ち込める香りで、思わず、えずきそうになり、
慌てて、かばんから、ハンカチで口元を押さえた。
泣きそうなののをグッとこらえてたのもあってか、視界もゆれる
「おくさま、ご体調・・・」
潤「ん、あぁ。すぐおさまるから。ありがとう。ごめんね、これ、テイクアウトしてもらえる」
「もちろんです、早急に、用意しますね。
もしかして、おめでたですか？」
潤「あ・・・ん〜。ちょっと体調悪いみたいなんだけど、無理やり連れ出してきちゃったから。ごめんね、心配かけちゃって。」
私が、妊娠してることをあえて伏せた潤・・・
潤「A、先に車にもどってて、俺、お金払ってからでるから」
そういって、車のキーを渡されると、
私は、店員さんに、軽く頭を下げて、店をでた
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
