そんな ページ39
そのまま、無言で車に乗り込む。
潤は有休をとっていた。
そらとうみは、保育所で
久しぶりに、２人だけの静かな空間の車内。
A「・・・」
潤「どっかで、昼飯でも食ってく、久しぶりに」
潤の提案で、ランチをとることにした。
連れてきてもらったのは、私は、きたことの無いお店だった。
白と、緑を基調とした店内は、すごく、おしゃれで、周りをみると、
ちょうど、ランチ時と重なって、おしゃれな女の子や、ＯＬさんたちでにぎわっていた。
。。。
A「潤、ここよく来るの？」
何気に聞いてみた。
潤「うん、、そだね、たまに」
こんな女の子が好きそうなお店にたまに来るって、
たぶん、鈍感な私でも、ピンと来る。
詮索してしまう、自分が嫌い・・・
メニューを選ぶときに、潤が、
「あぁ、このパスタね、結構辛いんだけど、たぶん、Aの好みだと思うよ。それか、
こっちの、魚介が入ったのとか・・・」
悪阻が始まった私には、
とても、そんなにたくさん食べれるわけもなくて
A「少し、さっぱりしたほうがいいかな・・・」
といつもだったら、頼まない、彩りの綺麗なレモン風味の生ハムと野菜のパスタを選ぶ。
潤「あ・・そっか・・・ごめん、気ぃきかなくて・・・」
A「いいよ、ありがとう、しょうがないから、この時期は」
沈黙が訪れる
そこへ、
ギャルソン風のエプロンをかけた店員さんが
メニューを聞きにきた
私をみて、少し止まる
「えっと・・・」
潤「あぁ、妻です」
「ご結婚されてたんですね」
潤「くくっ、はい、５年も前に・・・」
「え〜っ、そうなんですか？全然、わかりませんでした。」
潤「よく言われる、子供も２人いるよ。俺とそっくりな、女の子が」
「ははは、じゃあ、将来、美人さんになりますね」
そういって、潤は、メニューを注文する
そして、私に、ニッコリ笑って、軽くお辞儀をする
そして、また、いらぬ想像をしてしまう
ここには、カオリさんと来て、店員さんが、
今日連れてきてるのが、カオリさんじゃないことにビックリしたってとこかな
・・・
・・・
なんで、嫌なことばかり想像しちゃうんだろう
潤「A・・顔青いけど、大丈夫か・・・帰る？」
A「大丈夫・・・ごめん」
潤「あやまんなよ、しょうがねぇだろ、そんな体なんだから」
・・・
そんな・・・か
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
