ショコラ ページ27
A「会ってみようかな」
なぜか、急に会いたくなった
しばらくして、
病室の扉が開く
私は、できるだけ、
髪も整えて、病衣を直す
「ひさしぶりAちゃん」
やっぱり２人は、輝いていてい
こんな自分が恥ずかしい
「元気そうだね」
元気そう？
「うん、思ってたより。あいかわらず、笑顔すてきよ」
すてき？
そして、少しずつ私は、この１年間の出来事を
話始めた
「そっか、大変だったんだね。じつはね、私たち、会社内で移動になってね、
ティーンズ向けの雑誌から、２０代後半層の女性誌に移ったのよ
それで、１発目、Aちゃん、復帰しないかなって・・・」
え？
A「私、こんな体ですよ」
「大丈夫、最初は。少しの外出で数枚撮るだけのところから。
体を慣らしてもらうから」
A「え？でも、もうできないです。
私、ぼろぼろ過ぎて」
「何いってるの？できる・・・その笑顔は合格だよ」
「とりあえず、体力つけて、体調整えて、来月からスタートってことで」
「あ、そうそう、これ」
そういって、
私に、見覚えのあっる綺麗な包み紙も箱を渡してくれた
A「いいんですか」
「それAちゃんのご褒美でしょ」
包み紙をはずし、箱をゆっくり開けると、そこには、
宝石のような、１つ１つ違うショコラ
そう、
私は、撮影が終わると、必ず、ここ高級なショコラは、４粒だけ買っていた
４粒が、私にとったらお小遣いの限界でもあったんだけど
でも、１粒、１粒を
私、頑張った〜って思いながら、口の中で溶かす
そして、そのたびに、とても、幸せな気分になっていた
「しかも、今回は、４じゃなくて、１０っ、奮発したんだからね」
中平さんが微笑んだ
「賄賂よ賄賂」
A「わかりました・・・やってみます」
病室に笑い声が響いた
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
