雲がかかった日 ページ20
それは、
少し、雲がかかった日だった。
少しずつ、その瞬間の時を知らせるかのように、
定期的な、痛みが下腹部が痛み出した
あわただしくなる、病棟。
すぐさま、専用の部屋に運ばれる。
しばらくして、仕事に行ってたのであろう、スーツ姿の潤も駆け付けた
部屋には、２０人ほどのスタッフ、
そらの時とは、違う、異様な緊張感がただよう、
「いよいよだ・・・僕たちはチームだ、赤ちゃんも、Aちゃんも助けるように最善を尽くす」
不安になる
助「ほら、先生、こんな時は、本当役にたたないんだから、もう」
そういって、助産婦さんが私の手を握り、しゃがみ、私に目を会わせる
助「ねぇ、ふふふふ、、先生たち怖いよね。
だいじょうぶ、Aちゃん、経産婦さんだから、もう、赤ちゃん降りてきてるからね、
もうね、赤ちゃんの頭見えてるの、だから、今回は、早いわよ。しっかり、目をあけて、その瞬間を見届けるわよ
私たちは、チームなんだから」
ほどなくして、潤も部屋にはいってきた、
そして、
先生たちと話をし、
何やらまた、紙にサインをしたのが見えた
潤「ごめんな、不安だったろ」
定期的にくる痛み
その痛みがくるたびに、不安になった
でも私はそれでも、にっこり笑って
A「大丈夫・・・」
と潤に答えた
潤は、そっと私の手をとって
潤「辛かったり、不安になったら、俺の手を思いっきり握っていいから。
俺がそばに行るから、な・・・」
痛みがさらに強くなる
そのたびに、私は、潤の手を強く握った
すると、潤は離れて行く私の意識から、引き戻すかのように、
握り返してくれる
痛みがひき・・・
息を整える
A「じゅん・・・さっきのサイン・・・」
潤「え？」
A「何にサインしたの？」
潤「約束したろ、最悪な事態が起きた時は、迷わず、俺は、Aを選ぶ。」
‘A「え・・・」
再び、襲ってくるさっきよりも増した痛み・・・
潤「でも、そうならないように、俺らガンバんだろ？
いいよ、もっと握って」
痛みを逃すために、さらに強く握る
意識が遠のきそうになる
潤「大丈夫、俺は絶対、手を離さないから」
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
