どうしようもなく ページ19
そして、とうとう迎えた３８週に入ったころ、
先に入院し、時がくるのをひたすら、待った
潤のお母さんが、自宅に来てもらい、そらの世話と、家事をしてくれていた
潤は、仕事が帰ってくると、すぐに、車をとばし、
毎晩、面会時間がすぎてから、顔を出してくれた
自宅から遠いこの大学病院
それでも、潤は、毎日通ってきてくれる
でも、
潤の顔は、日に日に疲れがでてきてるのか、
痩せて行ってるように見えた
私は、その頬を触ると、
にこっと笑い返してくれる潤
疲れるよね・・・
ごめんね・・・
潤「もうすぐだね・・・がんばろうな
っていっても、俺は、何もできないけど・・・」
そう言って、もう、今にもはちきれそうなおなかに触れる
そして、もう１度頬笑み
私にキスをする
何もできないことないよ・・・
もう十分だよ
なぜか、辛くて声にはだせなくて
心の中で噛みしめる
「だいじょうぶ、
Aも赤ん坊も、そらも、俺が守るから
ンな顔するな・・・」
まるで、私の気持ちを見透かされたみたいで
私の心の中では、もう、申し訳ない気持ちでいっぱいになり
どうしようもなくなっていった・・・
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
