日常 ページ2
子ども達に、ご飯をたべさせながら、そらのお弁当を作る
あわただしい所に、シャワーを浴びてきた潤が、シャツの袖口のボタンを止めながら
出てくる
潤「A、コーヒーだけでいい」
A「だめだよ、ちゃんと食べなきゃ」
潤「時間ないっ」
A「だったら。もう少し早くおきればいいじゃん」
潤「じゃあ、起こせよ・・・」
A「５時に？」
潤「ばーか、それはムリ」
ネクタイをしめ、コーヒーを口につける
潤「あっち、熱すぎだろ？」
A「こんなもんだよ、普通・・・」
結婚して１４年目？
夫婦の会話ってこんなもんだ
潤「じゃあ、いって来る・・・おまえたち、ちゃんと学校いけよ」
「いってらっしゃーい」
そういって、あわてて、玄関に行く。
私は、濡れた手をタオルで拭いて、慌てて、潤の後を追う
靴をはく潤の背中を見つめていると、
なんだか、苦しくなってしまう
靴をはき、立ち上がって
私の方を振り向く
潤「今日は、体調どう？薬、忘れずに飲んだ？」
１０年くらい、こうやって聞くのが、潤の日課
A「大丈夫・・・薬も飲んだ・・・ありがと」
これでもかと、にっこり笑う、私
潤「あんまり、ムリすんなよ、辛かったら、会社休みなよ」
A「だいじょうぶだよ」
潤「そっか、じゃあ、行ってくる」
そして、軽く、キスをする
どんなに前の晩喧嘩しても、体調悪くても、
必ずキスをする
それが、私たちの日常・・・
A「いってらっしゃい」
そして、見送る
見送ったとたんに、少し、不安になる
「なぜ？」
と思う気持ちと、
「ごめんね」と思う気持ちが、
複雑にまざりあう
それも私の日常・・・
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やすな(プロフ) - 紫姫さんお疲れ様です。途中はたくさんハラハラしたけど、ほんとに感動しました。実話も交えて書いて下さりありがとうございます！ほんとにこのお話だいすきでした。また楽しみにしてます (2016年10月1日 2時) (
レス) id: ac940651f1 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - やこさん» そう言っていただけると、書いてて、よかった＝って思います、書き始めたころは、この話需要あるかなって不安だったんです・・・ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆぴさん» ふふふｆ、蜜の味だらけです・・・ある意味あま〜いあま〜い・・・ふふふふ (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - かなえさん» ありがとうござます、完全ノーカット版に切り替えましたので、はははは、しばｒかうおつきあいいただけたらと思います (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆなつさん» 潤君の気持ち、次章でもわからないままです・・・すっごく簡単な事なんですけど、２人で、どんどん、ふくざつにしていってるって感じです (2016年9月20日 8時) (レス) id: 77d256f3b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2016年8月30日 23時
