らしいよ？ ページ2
会社につくと、後輩のかなちゃんがな、
私を待ってましたかのように呼び止める
かな「Aさん、Aさん、聞きました？
今日、本部から、挨拶くるらしいですよ、新入社員さん」
A「え〜、そうなの？、あ、そうか、今日、もう4月かぁ」
かな「Aさん、優秀なのに、こういうことは、あまり興味ないんですね(笑)、まあ、彼氏さんイケめいてるし、仕事できるし(笑)、」
A「興味ないわけないよ〜、今日から4月ってこと、忘れてただけ〜、さ、かなちゃん、今日もガンバりますか(笑)」
かな「はい、ガンバりましょ」
A「あ、新人さん挨拶きたら、言って(笑)私が、支店長室にお茶持ってくわ〜、先にチェックしといたげる」
かな「え〜、それ後輩の特権ですよ」
A「指示できる先輩の特権ですぅ〜」
お互い笑いながら、席につく
サッと机を拭いて、朝買ってきたコーヒーを置く
気合いをいれますか、今日も
営業課の朝は、バタバタしている
一気に仕事モードに切り替える
「A、三波銀行の角山さんから電話っ」
「A、さっき、2時からのスケ、1時30分に変更入ったから、30分巻いて」
「Aさーん、午後からの資料、これでいいか、チェックお願いします」
慣れてきた３年目、
入社したころは、訳がわからず、１日が終わってたっけ？
今ではどうよ、
先輩同様、すっかりこなせるように
その時、
かな「Aさん、来たみたいですよ、新人さ ん♪
本気でお茶盛っていくんですか〜？」
息抜きついでに、持っていこうかな
A「ちょいと、偵察行ってくるわ(笑)」
いたずら心に、興味もわいて、席をたった
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作者名：紫姫
| 作成日時：2015年11月8日 0時
