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「あ・・・そうだ、おいくらでした？」
私がそう聞くと、
「あぁ、いいよ・・・気にしないで」
「でも、それは・・・」
だって、彼氏でもないし、
しかも、電話で話た事があるとはいえ、
初対面の男性、いや、異性じゃなくても、そこはさすがに・・・
すると、私の顔をみた翔さんが
「ははは
男に恥をかかせないでくれる？
ここはそんな国だ」
そう言って、再び歩き出した
「あ・・・ありがとうございます。
本当、おいしかったです」
そう言うと、
「うん、よろしい。
っていうか、
今、「すいません」じゃなくて、ちゃんと「ありがとう」って言えたじゃん
短時間で、すごい進歩だ。
偉い偉い」
そう言って、歩き出した翔さんに、
「偉い偉いって、また・・・子供扱いして・・・」
と、行くと
「それは大変失礼なことをしました、れでぃ？」
とからかった
「もう、どうして、すぐにからかうんですか・・・」
と、少し足早に、翔さんの隣まで歩こうとすると、
つま先が石畳に、つっかかって、転びそうになった
「あはは、
ほら、ここは、日本と違ってさ、
整ったアスファルトじゃないから、ちゃんと、
足を上げて、右、左、右、左」
と行進するフリをした翔さんに
「あの・・本当、からかってませんか？」
「いいぇ、この土地に慣れているものとしましては、アドバイスをして差し上げてるんですぅ
ほら、右、左、右、左、
そもそも、普段から運動しないから躓くんだよ・・
タラコの散歩だけじゃ、足りない足りない。
ほら右、左、右、左」
「もぅ。ふざけないでください」
「あははは、」
すると
笑っていた翔さんが立ち止まり、少しだけ首を傾け、右手を出した。
「ほら、おいでA？」
ドキっとした
戸惑っていると
今度は翔さんのほうから、私に近づき
そして、私の左手をやさしく
そして、指を絡めた
「はぁ・・・ったく、こうしてやんないとね
すぐ躓くから・・・」
そう言って、
前を向いて、歩き出した・・・
私は、
口から、心臓がでてしまうのではないかとおもうくらい、ドキドキしていた
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
