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ここまで、来て、ようやく気付いた強い想い
だけど現実は、
翔さんには、結婚したいベリーナという女性がいて
同性の私が見てもかなわない人だ
・・・馬鹿みたい
私は、泣きたくなるのを我慢した
身体は疲れているのに、
目は冴えてしまって、全然眠れそうに無かった
私は、ベッドから、起き上がり
そして、ゆっくりと座った
少し・・・水でも飲もう
きっと料理が濃かったし、
思った以上にワインを口にしたからだ
それにさっき入れた、オイルヒーターが、部屋を温めすぎたのもあると思う
私は、部屋着のままゆっくりと、ドアを開け
ゆっくりと部屋を出た
でも部屋を出ると、少し寒かったので、
手前にかけてあった自分のコートを、羽織った。
なんだか、家の中では不格好だけど
私はそのままゆっくり、廊下を出た
廊下は、少し薄暗かった
私は電気が無い状態なのに、
不思議に思い顔を上げると
それは月明かりが廊下の窓から差し込んだせいで
足元まで、照らされていたのがわかった
階段をゆっくり降りる
木造独特のきしむ、音が天井高く響く
それが、まるで、
古い外国ホラー映画のワンシーンのようで、
少しだけ、
いや、かなり、恐怖心をあおってしまう
1度止まり、降りてきた階段を見上げると
それがまたさらなる恐怖を駆り立て
部屋を出てきてしまったことに少し後悔をしてしまう。
でも、ここまできたから、
せめて、キッチンに行って水を飲もうと、
慌てており
、
記憶の中から
廊下のスイッチのコックをあげる
といっても、
日本みたいに、天井に、電気はないため、
間接照明だけが、
ボウっとゆっくり明るくなったが
相変わらず
薄暗さは、変わりなかった
ようやくキッチンにたどり着き
「勝手にすいません」
一応、冷蔵庫の前で唱える
そしてそこから、ミネラルウォーターを取り出す
私は、それをグラスに注ぎ、
ゆっくりと、喉に流し込んだ、
ゴクリ
静寂の中で、私ののどが鳴る音が聞こえる
そして、横を見ると
キッチンか丁度、外に出るドアがあり、
ふと外に出てみたくなった
私はグラスを置き
外に出ると、
初冬の寒さが一瞬身に染みた
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
