２３：地獄の沙汰もなんとやら、 ページ27
《 in モストロラウンジ 》
【 視点：なし 】
「アズール、大変です！！」
ジェイドがVIPルームの扉を勢いよくあけた。
「ジェイド、何事です？ そんなに焦るとは珍しいですね。」
「Aが危険な状態かもしれません…！」
「…！？ 何があったんですか？！」
アズールは思わず机から身を乗り出す。
「電話をしていたら、途中で何かのぶつかる音と、Aの悲鳴が聞こえてきて、電話は途中で切れました…。」
「なんと…。」
「フロイドにはもう連絡しています。全速力で校内を探していました。」
「僕達もAを探しましょう。僕は学園長を当たってみます。 ジェイド、お前は各寮長にAが寮内にいないかの確認をしてください。」
「分かりました。 …どうか、無事でいてください、A。」
＿＿＿《 in 学園長室 》＿＿＿
「Aさん…？ あぁそれなら、Aを含む１年生の数人が食堂のシャンデリアを壊した償いとして、ドワーフ鉱山に魔法石を取りに行きましたが…。 まぁ、採ってくるのは無理でしょうねぇ… 退学処分ですね。」
すると、学園長は「さぁ、帰った、帰った。」と、顎で合図する。
「…学園長、少しお考え直しを。 僕達、オクタヴィネル寮のモストロラウンジは売り上げの一部を学園に寄付しているはずです。」
アズールが眼鏡をクイッとあげる。
「あ、寄付の額をゼロにさせて頂いてもいいんですよ？」
「ちょ、ちょっと待ってください…！ それはずるいですよ！！」
学園長は椅子からこけそうになる。
学園長の焦った様子にアズールはニヤリと笑う。
「まあまあ、学園長。 シャンデリアを壊してしまったのはうちの寮生の失態です。 幾らか弁償代は出します。 勿論、Aの処遇によりますが…、寄付の増額も考えてもいいですよ。」
「そうですねぇ、失敗は誰にでもあるでしょう！！ Aさんについては、退学処分は免除しましょう…！ で、増額の話ですが…」
「交渉成立、ということですね。」
学園長の目は完全にお金になっていた。
《《 お金で解決 》》
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー食べ物
すし
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オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん！わわ！気が合いますね！！ もうほんと、激ヤバオクタヴィネル…。 (2020年12月16日 22時) (
レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 僕も同じですジェイド氏ヤバいオクタもヤバい さっきからヤバいしかゆうてないｗｗ (2020年12月16日 21時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん！読んでくださりありがとうございます！(*´▽｀*) 更新頑張ります…！ 私は、オクタとハーツよりの箱推しですが、特にジェイド氏とリドル寮長を推してます！ 品のある人が好きですね…。 (2020年12月15日 0時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 更新頑張ってください 推し誰でしたっけ？（忘れてる人です。）僕はオクタ推しです。 (2020年12月14日 22時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - かのんさん» おやおや…ですね(笑) (2020年12月5日 19時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：オキアミ缶 | 作成日時：2020年11月25日 1時
