２１：オワタ＼(^o^)／ ページ25
逃げたグリムくんを追うと、食堂に着く。
「あれ？ グリムくんは？」
すると「へっへーん！ ここなんだゾー！！」と、上から声が降ってきた。
「あの毛玉、シャンデリアの上に逃げたぞ！！」
エース君の指さした先を見ると、グリムくんが、あっかんべ−して僕達を見下ろしていた。
「よし、僕に任せろ！！」
デュース君がそう言って、マジカルペンに手をかけた。
「あぁ！！ ちょっとまてまてデュース君〜？？」
急に、ユウさんがデュース君の手を止める。
「ちょっと落ち着こう！！ まさか、エースを浮かしてシャンデリアとドッカーン！！ みたいなことはしないよな？？ な？！」
「あ、ああ…(？)」
デュース君はユウさんの気迫に気圧され、取り出しかけていたマジカルペンから手を離す。
「はあ、(フラグ回避出来て)よかった…。 エース、デュース、Aくん。 俺、実は、
ユウさんはグリムくんに聞こえるように大声で言うと、ツナの缶詰を懐から取り出した。
すると、上から「ふなっ？！」と声が聞こえる
「おお！！ 最終兵器w！！」
「物でおびき寄せる作戦か…！」
「凄いユウさん！ 用意良すぎでしょ！」
そして、ユウさんは大きく息を吸って言った。
「あーあ！ ツナ缶が1個余ってんだけどなぁ、グリムにあげようと思ったら降りてこねーし…」
「おー じゃあ、俺が毛玉の代わりに貰っとくわ。 デュース、ユウ、A、一緒に食べる？」
エース君がユウさんの演技に合わせる。 よし、僕も！
「うん！ 何かの料理にして食べよう！ 僕の寮の厨房つかう…？」
「いいなそれ！ 使わせて貰おう！」
そして、４人でワイワイ会話をするフリをしながら、食堂の出口へと向かう。
「ちょ、ちょっと待つんだゾ！？」
後ろの方から焦った声とシャンデリアの揺れる音がする。
「うおー チョロすぎじゃん。」小声でエース君が呟く。
「しっ…！ おい、エース、罠だってバレるだろ！！」
「デュース、遠いから分かんねぇって。 それに、お前の方がうるさい。」
少し後ろを振り返るが、グリムくんは気づいてないっぽくて、シャンデリアから降りるのに苦戦してる。
グラリとシャンデリアが揺れる。
「待って、あれちょっと危なくない？」
３人が僕の声に振り返った瞬間、
暴れるグリムくんに耐えきれなくなった装飾がポロッと落ち、
パリーンと音を立てて、床に砕け散る。
ユウさんはショック死した。
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー食べ物
すし
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 655人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん！わわ！気が合いますね！！ もうほんと、激ヤバオクタヴィネル…。 (2020年12月16日 22時) (
レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 僕も同じですジェイド氏ヤバいオクタもヤバい さっきからヤバいしかゆうてないｗｗ (2020年12月16日 21時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん！読んでくださりありがとうございます！(*´▽｀*) 更新頑張ります…！ 私は、オクタとハーツよりの箱推しですが、特にジェイド氏とリドル寮長を推してます！ 品のある人が好きですね…。 (2020年12月15日 0時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 更新頑張ってください 推し誰でしたっけ？（忘れてる人です。）僕はオクタ推しです。 (2020年12月14日 22時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - かのんさん» おやおや…ですね(笑) (2020年12月5日 19時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：オキアミ缶 | 作成日時：2020年11月25日 1時
