20:毛玉、失踪。 ページ24
「まず、エース! お前、ぶつかったクセにAにきちんと謝ってないだろ!!」
「いや、そのことは… ごめんだけど… オレも急いでたからさ?? ゆるして?」
「うん、怪我もないし、大丈夫だよ。 でも、掃除をサボったこともユウさんに謝ってね。」
「そうだ、そうだ! 学園長からの命令なら、真面目に取り組むことだ。」
デュース君と僕の言葉にエース君は頭をかく。
「はいはい。分かりましたよ〜っと…。 さーせんしたぁー」
「誠意が感じられないのだが…」と、ユウさんが呟く。
…うん、僕もそう思う。
「はぁ、めんどいけど… んじゃ、パパッとはじめますか−。」
エース君が鏡の部屋から出ようと、僕達に背を向けたとき、
タヌキくん…じゃなくて、グリムくんがさっきからおとなしいことに気がつく。
「あれ、グリムくんは??」
「…ほんとだ、毛玉、何処行った??」
周りを見渡すが、グリムくんの姿は見当たらない。
「しくじった… 原作通りやんけ…」
ユウさんが頭を抱える。
《原作通り》…という意味は分からなかったけど、グリムくんはエースと同じようにサボろうと逃げたっぽい。
「あんにゃろー、オレを身代わりにしたな?! おい!ジュース!! …と、チビすけ!!」
「なっ、ジュースじゃない。 デュースだ! でゅっ!!」
「僕に関しては、名前、チビすけになってるじゃん… Aだよ!」
「まーまー、 でも、お前らにも責任あんだから、毛玉捕まえるの手伝えよ!!」
「「なんで僕が!?」」
デュース君と、声が揃う。
「おーおー、息ぴったりw 大変仲がよろしいようですね〜 そのちょーしで頑張って捕まえてくださーい。」
なんで僕が… とは思うが、しょうがない。 手伝ってあげよう。
「さてと、そっちの冴えないやつは、魔法使えねーから戦力外!行くぞ!」
「冴えないやつって、もしかして、俺? いや、自覚はあるけどさ…」
ユウさんが苦笑いする。
ユウさん、魔法使えないんだ。
確かに、昨日の新入生の歓迎パーティーで、
「魔法の使えねーやつが黒い馬車に連れてこられたらしいぜ」と、噂で聞いた気がする。
その「魔法の使えねーやつ」がユウさんだったんだ…。
僕はエース君の早く行こーぜと言う声で、グリムくんを捕まえに部屋を出る。
すると、割とすぐにグリムくんは見つかった。
が、やっぱり逃げた。
_______
1週間くらい更新放置してて、ごめんなさい!!<(_ _)>
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー食べ物
すし
655人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん!わわ!気が合いますね!! もうほんと、激ヤバオクタヴィネル…。 (2020年12月16日 22時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 僕も同じですジェイド氏ヤバいオクタもヤバい さっきからヤバいしかゆうてないww (2020年12月16日 21時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - 豆腐さん» 豆腐さん!読んでくださりありがとうございます!(*´▽`*) 更新頑張ります…! 私は、オクタとハーツよりの箱推しですが、特にジェイド氏とリドル寮長を推してます! 品のある人が好きですね…。 (2020年12月15日 0時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
豆腐 - 更新頑張ってください 推し誰でしたっけ?(忘れてる人です。)僕はオクタ推しです。 (2020年12月14日 22時) (レス) id: 62591ff391 (このIDを非表示/違反報告)
オキアミ缶(プロフ) - かのんさん» おやおや…ですね(笑) (2020年12月5日 19時) (レス) id: 44bb779011 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:オキアミ缶 | 作成日時:2020年11月25日 1時