佐野玲於なんて大嫌い

episode9 ページ10

隼side
ガヤガヤと騒がしい廊下



入学式をしに、廊下へ並ぶ俺たち



後ろには玲於が並んでいる



隼 「さっきの自己紹介ちゃんと上手くやった？笑」



玲於 「やった。」



隼 「玲於の隣の子も結構可愛かったよね〜モデル志望かなー？」



玲於 「パフォーマー志望。俺らと同じ東京校のPG生。」



隼 「そーなんだ！てか、今年可愛い子多くない？けどAが一番可愛いと思うなー、玲於は？」



玲於 「別に。興味ない」



って玲於はゆってるけど、たぶん違う



玲於とは小学生の頃からずっと一緒にいて



話さなくてもある程度のことは分かる



きっと、玲於もAには周りの女子とは違う感情を持ってる



けど、それは俺も同じ



親友の玲於のためなら、何でも譲るけど



Aだけは譲りたくない



玲於が気づくまえにAは俺がもらう


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式が終わり、教室に帰えると、すぐに裕太くんたちが来た



ガラガラ



裕太 「あっ、おった！おった！玲於・隼！」



女子 「「「きゃー！！❤️」」」



玲於 「あっ！裕太くん！」



隼 「こんちわー！えっと、隣の方は？」



龍友 「僕は数原龍友やで、裕太くんの大親友です笑」



裕太 「自分でゆーなや笑こんなやつやけどめちゃくちゃ歌上手いねんで！」



隼 「そーなんだ！俺隼です、よろしくお願いします！」



玲於 「玲於です！よろしくお願いします！」



すると、急にキョロキョロしだした龍友くん。



どうしたのかな？っと思っていると、



龍友 「あっ！おった！」



といい、ある一人の女の子の前へ



龍友 「さっき、入学式で君のことめっちゃ可愛いって思ってん、僕3年の龍友、名前は？」



夏花 「えっ？か、夏花です」



そこに歩いていった裕太くんが



裕太 「怖がってるやん笑ごめんな、こいつ一目惚れしたんやて笑笑」



夏花 「い、いえ、大丈夫です///」




裕太 「ほら、名前聞けたんやで、もー帰るで」



龍友 「え？いや、LINEがまだやん！」



裕太 「あって、10秒でこんな怖いやつにLINE教えやんやろ！笑」



龍友 「怖い？こんな爽やかなプリンスおらんやろ！」



裕太 「それは2年の涼太な笑笑」



裕太 「ほら、行くで！」



裕太 「夏花ちゃん、こいつ見た目怖いけど、中身めっちゃええやつから、仲よーしたって！」



夏花 「はい///」



そして龍友くんと裕太くんは帰っていった

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