可憐ちゃん ページ32
取りあえず、あそこから飛び出したは良いものの、どうしよう
『如何して私がこんな事にならなくちゃいけないんだろう・・・
可憐ちゃんの右胸の光は何だったんだろうなぁ。 あーあ、仕事やめたい』
この任務マジでやめたい
「うう、ひっく、うぐ」
・・・誰か泣いてない？
泣きたいのはこっちなんだけど
『だ、だれ？』
取りあえず、怯えてる感出してみるか
「ッ！ 御免なさい、御免なさい!」
『可憐ちゃん？ どうして、泣いてるの？』
何で、そういえば、むつみちゃんのほうを見て怯えたような表情にも・・・
「Aちゃん、本当に御免なさい。 私も、本当はAちゃんのこと信じてる。
でも、むつみちゃんの異能力とかいうのに脅されてて・・・・。
さっき、桜色の光が見えなかった？ あれはね、むつみちゃんに服従するっていう証なの。あれがある人は、むつみちゃんに逆らうと家族が命の危険にさらされるの。
私の所為で家族の命が危険になるなんて、辛いけど、でも」
じゃあ、最初に私に教えていた異能は嘘？ そこまで頭の回るやつだとは思えなかったけど
『その異能は、誰がかかってるの？ あと、如何したらかかるの？ 私と喋ってて大丈夫？』
「今Aちゃんと喋ってても大丈夫。 光っていなければ安全だから。
今異能にかかっているのは、八重桜の社員さんたち、あと、学年の男の子数名。 って、むつみちゃんは言ってた気がする。でも、未だ隠してると思う」
『どうやって異能にかかったかは、解る？』
「うんうん、わかんない。 ごめんね、無理矢理とは言え、裏切っちゃって
それに、女の子たちの中には、むつみちゃんの持ってるお金や権力目当てに従ってる人もいるの。
でも、学級委員の朱莉ちゃんは正義感も強いし、異能にもかかってない。きっと公正な目で見て、Aちゃんを信じてくれるはず。それに、赤城君もAちゃんを信じてくれる。」
『そっか。 無理矢理っていうのは解ったし、平気だよ。 こっちこそ、御免』
八重桜、絶対に許さない。 やっぱり一刻も早く潰さないと
『可憐ちゃん、君は私が助ける。 絶対、八重桜を潰してやる』
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怪盗MOON - らんぽさぁぁぁぁぁぁぁぁぁん！？ (2020年1月8日 16時) (
レス) id: f4a01fc3d7 (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - 江羅古九さん» わかりますね・・・。 授業中にふと窓を見たら浮いている幹部様 (2019年4月4日 21時) (レス) id: 7f7fe23c11 (このIDを非表示/違反報告)
江羅古九 - はあ。中原中也……学校に来てください。出来れば、窓から。 (2019年4月2日 11時) (レス) id: 0bf8db909c (このIDを非表示/違反報告)
なすび(プロフ) - からうりさん» 私も来てほしいいいいいいいい・・・・ (2018年12月29日 17時) (レス) id: 5cd55af429 (このIDを非表示/違反報告)
からうり - あああああああああ……新旧双黒よ…私の学校にも来ておくれ… (2018年12月28日 22時) (レス) id: f4de6f3b30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なすび | 作成日時：2018年8月5日 21時
