そばに居て【zm】○ ページ7
カゲロウさんリク
ありがとうございました！
_____________
ru「おーい！ツヴァイ！」
『あ、レウさーん！』
我々国の城門で、私はレウさんの乗っていた馬車に駆け寄る。
今日は、運営国から自分の荷物を運んで貰っていたのだ。
ru「はい、これ服。とりあえず、下着とかは用意してあるって聞いたから上下幾つかだけど」
『ありがとうございます！最近、城下町を見学させて貰えたんですけど、服が無かったので...』
そんな風にレウさんと久々に談笑していると、後ろから視線を感じ、思わず振り向いた。
ru「ん、どうかした？」
『...いえ』
レウさんは気付いていないようで、キョトンとしている。
...今の気配って、もしかして。
気配の正体がわかった所で、話は終わった。
ru「それじゃあ、俺はもう戻るから」
『はい、お疲れ様でした』
ru「無理だけはすんなよ〜？」
『わっ』
別れ際、レウさんに両手で頭をわしゃわしゃと撫でられる。
そして、ぐしゃぐしゃになった頭を整えた後、私はレウさんの乗った馬車に手を振り続けた。
馬車が見えなくなった所で、私は口を開く。
『ゾム君、いるなら声掛けてくれて良かったんですよ？』
そう言うと、私のすぐ近くにゾム君が現れた。
その表情はいつも通り、フードによって見えにくい。
すると、ゾム君は何も言わずに、私の手を取って歩き始めていた。
暫く歩いて、談話室のような部屋に入ると、ソファーに座らされる。
その上で彼は膝に乗り、私の肩に頭を預けるようにして抱き着き始めた。
首にかかる息が、こそばゆい。
『んっ...ゾム君？』
zm「...なでて」
『え？』
zm「頭、なでて...おねがい」
その声色が、いつもより弱々しく聞こえて、私はゆっくりと彼の頭を撫でた。
『それくらい、お易い御用ですよ。今日は随分甘えん坊さんですね』
zm「...凄い、仲良さそうやったから...モヤモヤ、してん」
『そうでしたか』
嫉妬をしていたのだろうか。
ゾム君は頭をグリグリと動かして、私に擦り寄っている。
...かわいい。
zm「...ツヴァイ様」
『はい』
zm「...どっか、行かんといて。ずっと...俺の傍から、離れんといてや...」
『...勿論、私も傍に居たいです』
私がそう答えると、ゾム君は安心した様に一息つき、そのまま眠る。
それに続いて、彼の温もりに私も夢の中へと誘われた。
そして起きた後、正気に戻ったゾム君がその状況に赤面してしまったのは、言うまでもありませんでした。
そばに居て【zm】 END
脅威的プランニング【zm】1 ○→←懐刀は運命と出会う【gt】5 END
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雪宮 - 来斗牙さん» 私もチカゲさんと同じでTwitterをしていない民なので助かります...!!もし公開される予定がありましたら楽しみに待っています!!(割り込み失礼致します) (10月16日 2時) (
レス) id: 24c7afdf4d (このIDを非表示/違反報告)
チカゲ(プロフ) - 来斗牙さん» 返信、ありがとうございます！もし、その時が来たら読みます!! (7月28日 21時) (レス) id: c5f0910547 (このIDを非表示/違反報告)
来斗牙(プロフ) - チカゲさん» 初めまして、コメント有難う御座います。パスワードの方は完全に開く、というのは晒しの件もあり今の所考えておりません。しかし、一定期間だけパスを解除する期間を設けようとは考えております。その時はよろしくお願い致します。 (7月27日 19時) (レス) id: 0bca2ea70a (このIDを非表示/違反報告)
チカゲ(プロフ) - 読み返したくなり、戻ったらパスワードが必要になってました。Twitterをやっていないので、パスワードを聞くことができません💦パスワードをはずす予定は、ありますか？もし、よろしければご返答よろしくお願いします。 (7月26日 22時) (レス) id: c5f0910547 (このIDを非表示/違反報告)
あむまめ - 読み返したくなって帰ってきたら、パスワードが必要に💦Twitterで聞きたいのですが、フォロー外だとDM送れませんでした。リットリンクを読んだことを伝えたいのですがどのようにしたら良いでしょうか？教えてほしいです。よろしくお願いします (7月18日 15時) (レス) id: 52d4f72f43 (このIDを非表示/違反報告)
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