A・パニック！【all】6 ページ18
書庫を出た私達は、総統室へと急行する。
途中、ペンギン故に走る事が不可能だと判断されたエミさんを抱え、遂に私達は目的地まで辿り着いた。
ロボロ君は肩に乗ってもらっている。
em「ホンマすみません...重かったですよね...」
『いえ、ちょっと...新鮮でした』
ht「まぁ、ペンギン抱える機会なんてそう無いもんね」
そう話しながら、一旦エミさんを下ろし、私は総統室の扉を勢いよく開けた。
バンッ！
『グルッペン様！』
tn「グルさん！無事...」
扉を開けた私達は、思わず言葉を失った。
その視線の先には、黒い翼を携えた大きな鷲。
が、窓から飛び立つ直前であったのだ。
gr「おぉ、Aか！丁度今から城下町に向かって、大空に繰り出そうと......あっ」
目をキラキラとさせた大鷲は、聞き覚えのあるバリトンボイスで話しかけてくる。
そんな大鷲は、トントンさんを目に写すと、顔を青くした。
gr「...も、もしかしてトン氏か？」
tn「グルさん...お前、また、誰にも言わずに城下町に行こうとしてんのか」
gr「い、いや...ちゃ、ちゃうんすよ......
tn「姉貴！ソイツとっ捕まえろ！！」
トントンさんに指示され、私は慌てて飛び立とうとするグルッペン様の足を掴む。
そのまま身体が持って行かれそうになるが、他の皆さんが私の足に捕まり、重しとなってくれたお陰で彼を部屋に引き戻す事に成功した。
gr「嫌じゃー！！ルフトバッフェするんじゃーー！！」
rb「いい大人が、子供の前で駄々こねんなや。恥ずかしい」
kn「ッウフフフ...アーーーッハッハッハ！！」
ジタバタする大鷲に、チワワの大爆笑が起こる中、ふと扉付近で物音がする。
扉の方に視線を向けると、そこには人のままのしんぺい神さんと、小さめのフェズを被った深緑色のオウムがドアノブに鎮座していた。
os「あー、やっぱ皆此処だった。探したわ〜」
sn「良かった良かった、部屋行っても全然会えんかったし」
ht「ペ神！...に、マンちゃん？」
na「わぁ、オウムだぁ...！」
殆どの幹部の合流に、皆さんが和気藹々とする。
そんな中、グルッペン様の方はトントンさんに蹄でど突かれまくっていた。
...とても痛そう。
tn「護衛は連れてけ言うたよなぁ？総統さんよぉ！！」
gr「すんませんした...」
そんな会話が聞こえてきた時、エミさんが声を上げる。
em「あれ...そう言えば、ゾムさんは...？」
全「...あっ」
室内が、沈黙に包まれた。
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雪宮 - 来斗牙さん» 私もチカゲさんと同じでTwitterをしていない民なので助かります...!!もし公開される予定がありましたら楽しみに待っています!!(割り込み失礼致します) (10月16日 2時) (
レス) id: 24c7afdf4d (このIDを非表示/違反報告)
チカゲ(プロフ) - 来斗牙さん» 返信、ありがとうございます！もし、その時が来たら読みます!! (7月28日 21時) (レス) id: c5f0910547 (このIDを非表示/違反報告)
来斗牙(プロフ) - チカゲさん» 初めまして、コメント有難う御座います。パスワードの方は完全に開く、というのは晒しの件もあり今の所考えておりません。しかし、一定期間だけパスを解除する期間を設けようとは考えております。その時はよろしくお願い致します。 (7月27日 19時) (レス) id: 0bca2ea70a (このIDを非表示/違反報告)
チカゲ(プロフ) - 読み返したくなり、戻ったらパスワードが必要になってました。Twitterをやっていないので、パスワードを聞くことができません💦パスワードをはずす予定は、ありますか？もし、よろしければご返答よろしくお願いします。 (7月26日 22時) (レス) id: c5f0910547 (このIDを非表示/違反報告)
あむまめ - 読み返したくなって帰ってきたら、パスワードが必要に💦Twitterで聞きたいのですが、フォロー外だとDM送れませんでした。リットリンクを読んだことを伝えたいのですがどのようにしたら良いでしょうか？教えてほしいです。よろしくお願いします (7月18日 15時) (レス) id: 52d4f72f43 (このIDを非表示/違反報告)
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