第74話 初任務 ページ27
『ニグ、おにぎりはどうだった？』
ng「とても美味しかったです！アレが、A様の故郷の味なんですね」
おにぎりを振る舞った後、私達は書記長室にて掃除をした。
トントンさんやぼんさん達は、先に総統閣下と話す事があったらしく別行動。掃除は私とニグの二人で行った。
...まぁ、集めた後はニグが魔術でくっ付けてくれたけど。本当に優秀な従者だね。
掃除を終えた頃に、念話で収集がかけられ、私達は雑談をしながら会議室に辿り着く。
入室し席に着けば、そこには既にトントンさん達の姿があった。
gr「全員揃ったな。大体の概要は伝わってると思うが、改めて情報共有をしたいと思う。トン氏」
tn「おん」
トントンさんが立ち上がると同時に、私達の手元に資料が飛んでくる。
tn「実は前のエンドラの件から“天使族系統の失踪”について、ロボロに色々調べてもらってたんや。
rb「確かに、他の国でも数人。ウチでも少ないけど行方不明は出とった」
会議室の空気がピリ付いた。
行方不明者は本当に少数らしく、民間は自分達だけで対応出来ると考え、国には伝えていなかったらしい。
...ある意味、集団の悪いとこ出ちゃってるな。
gr「それで、先程ぼんさん達にも話した結果、ドズル社にもその様な依頼がいくつかあったらしい」
bn「まぁそれも全部、原因を魔獣と考えて...みたいな感じだったけどね」
or「まさか、全部が天使族系統だなんて思いませんでした」
sha「そりゃそうだよね」
資料を捲りながら、シャオロンが溜息をつく。
天使族系統、という事は堕天使とかも狙われているという事だ。
...一体、なんの為に？
よくゲームとかで考えられるのは生贄とかだけど...。
kn「天使族って事は...あの
ut「ん？...あ、確かに」
ci「あっ！そうだ！世にも珍しい、天使族と堕天使族の力を合わせ持つ魔族！！まさかもう攫われたんじゃ...」
rb「あぁ、連絡着いたし大丈夫やと思う。けど、その話もこれからするよ」
天使と堕天使の力を合わせ持つなんて、どんなチート魔族だろう。
ニグと共に頭を捻っていると、総統閣下が咳払いをした。
gr「その件について...A、ニグ」
『はい』
ng「はいっ」
gr「そしてトン氏。後のメンバーはその時々によって変えるが...」
gr「お前達には、N国へ外交に行ってもらう」
総統閣下は目を細めながらそう告げた。
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まる(プロフ) - やっぱり“なる”様だったんですね、最初の直感当たってたの嬉しww 魔王も神も、u先やネタに関しても、来斗牙様の作品は伏線が分かりやすい上に、パッと分からなかった伏線もすぐ回収してくださる為ストレス無く楽しめています。更新、楽しみにしております! (10月13日 14時) (
レス) @page43 id: dba6e6f19e (このIDを非表示/違反報告)
mii(プロフ) - お久しぶりの更新、とても嬉しいです！ｱﾚ…魂の…ランタン…？まさかダンジョｎ(( (2023年4月1日 11時) (レス) @page43 id: 2d3cfb07c5 (このIDを非表示/違反報告)
sugeeee - 世界観がとてもかっこいいです！…外の神と魔王が全く分かりません……。 (2023年3月10日 14時) (レス) @page38 id: 1906228508 (このIDを非表示/違反報告)
トめAと@カド松(プロフ) - 外の神と魔王が察せる件について (2022年12月1日 21時) (レス) @page41 id: 8b7bdbc23e (このIDを非表示/違反報告)
ナイトジャー(プロフ) - 久しぶりにきたら投稿されててこれまた内容が素晴らしくて色々大変です(語彙力無)peさんとsnさんの掛け合いとか本当にありそうですもんね…。ネタのぶっこみ方が本当に尊敬します。 (2022年11月12日 20時) (レス) id: 8b9e251ed3 (このIDを非表示/違反報告)
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