第５話 使い魔 ページ6
tn「はぇー...人間のその、科学？って凄いなぁ」
『
ゾムさんを見送った後、私は部屋でトントンさんと軽食を摘んでいた。
見た目通りというか、彼は料理に関する選択が完璧で、持って来てくれる物全てが美味しい。
...食べ過ぎだけ注意しよ。
tn「似た様なもんやと魔具ですかね。原動力は全部魔力なんですけど」
『あー、成程。魔力は、人間界での電力にもなるんですね』
tn「世界の根源にもなりますからねぇ」
そんな話をしていると、ふとトントンさんの表情が曇る。そのつぶらな瞳を伏せ、少し肩を落とし始めた。
『どうかされましたか？』
tn「いや、さっきの...今回は駆け付けられたけど、いつもそう出来るとは限らんなぁと思って...」
『あぁ...』
その言葉に、私はさっきの状況を思い出す。
魔族に襲われたとも同義な、あの危機的状況...自分の無力さを、強く実感してしまった。
...此処は戦争もあるし、武器とか...使える様になった方がいいのかな。
二人で唸っていると、トントンが「ハッ！」と声を上げた。
tn「そや、“使い魔”！Aさんも使い魔契約したらどうです？」
『...使い魔...！』
憧れのあるファンタジー要素が提案され、少し心が踊り始める。しかし、ふと疑問が過った。
『あの、使い魔って魔力が無くても契約出来るんですか？』
tn「契約自体は可能や。ただ、定期的に魔力を供給しないといけないから...俺が担当します」
『えっ、そんな事出来るんですか？』
tn「
話によると、戦争にも使い魔は使われるらしく、その為の魔力供給部隊もあるらしい。交代制で、単身での戦闘と分けているのだとか。
...成程、分けてないと主人が倒れた時に使い魔も倒れるからか。
『でも、本当に良いんです？』
tn「俺の嫁さんなんですから、護るのは当たり前ですって」
そう言うと、彼はニッコリと微笑む。
こ、この上司可愛すぎる...！
少し恥ずかしくなってきた私は、話題を逸らすことにした。
『そ、そう言えばトントンさんにもいるんですか？使い魔...』
tn「いますよ！見ます！？」
『えっ、あ、はい』
目をキラキラとさせ始めた彼は、空中に手を翳す。
詠唱が終わると、その場に光が集まり、一匹の翼の生えた豚として顕現した。
わぁ...凄い。
tn「God of Tontonです！」
『え』
tn「ゴットンです！！」
いや、ネーミングセンス。
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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