第42話 幼妻とは言いますが ページ43
side tonton
午後の仕事を手早く終わらせた俺は、射撃場に向かっていた。
大先生はあんな風に言っていたが、やはり心配なものは心配である。
...大丈夫かな、怪我とかしてへんかなぁ。
そうやって不安な気持ちを抱えながら歩いていくと、兵士達とすれ違う為、軽く挨拶をしておく。
前までは、こうして俺が午後に城内を歩いている事に、すれ違う兵士達は目を見開いてザワついていたのだが、それも懐かしい。
そこで自分が、いかに仕事中毒だったかを思い知らされていた。
tn「っと...此処やな。Aさんは...」
別に隠れる必要も無いが、真剣にやってる所を邪魔する訳にもいかない。
豚人間化による大きな身体を精一杯柱に隠し、Aさんを探した。
tn「おっ、いたいた...ってあれ？訓練官はショッピ君な...」
shp「え〜今からぁ、お兄ちゃんがお手本見せるんで、分かんとこあったら何時でも言ってな？」
『えぇ...あの、ショッピさん...？』
shp「ちゃう、“ショッピお兄ちゃん”な」
『しょ、ショッピお兄ちゃん...？』
shp「よしっ、何聞きたいん〜？」
tn「いやどういう状況！？！？」
ショッピ君のデロッデロの態度に、俺は思わず柱から飛び出した。
何コレ、何のプレイ！？俺の嫁さんに何してんの！？
shp「あ、トントンさん」
『おっ、お疲れ様です』
tn「お疲れ様です...って、それ所ちゃうでしょ！！何やってんのショッピ君！？」
shp「見ての通り訓練っすけど」
俺に気付くと、ショッピ君は何時もの澄まし顔になる。
確かに二人の手元には銃が握られているし、訓練自体はちゃんとしていたのだろう。しかし、問題は対応だ。
tn「それなら何であんな口調に...」
shp「そんなん、Aさんが幼女やからに決まってるでしょ。二十代なんてロリ嫁...羨ましいっすわぁ！」
tn「何言うて......は？二十代？」
shp「え、知らんかったんすか？」
ショッピ君の言葉に、俺は勢いよくAさんを見る。
彼女の見た目はどう見ても成人だ。しかし、二十代？
...二十代なんて、魔界じゃ未就学児ギリギリやぞ！？
『あの...二十代って人間だと成人なのですが...』
tn「えっ、二十が成人！？二百やなくて！？」
『へぇ、魔族は長寿なんですね』
Aさんは納得していたようだが、俺目線は幼女を嫁にした事実に気絶しそうだった。
何故なら俺は三百代を超えおり、彼女からしたらおっさん...いや、ジジイである。
って、幼妻にも程があるやろがーーーい！？
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つばき - 沼…決定的成功……探索者………なるほど？？？？大好きです！！！！！！！(大声) (2021年11月23日 23時) (
レス) @page45 id: f38a77f071 (このIDを非表示/違反報告)
毎日たこ焼き - ロリ妻…ｸﾞﾌｯｯｯ (2021年11月17日 20時) (レス) @page43 id: d89fb8bcc6 (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 俳優の…さん何処いっちゃった…え…あの人…とソワソワしております！ (2021年10月28日 22時) (レス) @page36 id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
ソノ - 面白そうだと思ったら、くるとがさんだとは…、読ませていただきます！ (2021年10月19日 13時) (レス) id: 24deaf33a5 (このIDを非表示/違反報告)
夢屋(プロフ) - ド|ズ|ル|社の皆さんが登場するとか聞いてません。本当最高です 。有難う御座います。 (2021年10月18日 23時) (レス) @page29 id: 6a562a9c6a (このIDを非表示/違反報告)
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