＃だいすきであふれてる 【R.Y】

【さむいひのかっぷる。】 ページ7

・＜らなさん：リク＞






涼介「うぅ〜、さみぃ〜....！」







体を小さくしながら部屋に入ってくる涼介。
また圭人くんとカフェ行ってきたんだって。



涼介が黒いライダースのジャケットを脱ぐと、白いニットが顔を出す。
頬と鼻先はほんのり赤く染まってて。






涼介「外マジ寒かったよ」


A「ふぅ〜ん」







私には関係のないことだ。
今日は仕事お休みで、一日中こたつでごろごろしてたんだから。

冬物のアウターで埋め尽くされている雑誌のページをめくる。







涼介「え、Aまで冷たいとかやめてよ」







もぐりこむようにして、こたつ布団をめくりながら隣に座った涼介。
少しだけ、ひんやりとした冷気が伝わった。







涼介「ね、あっためてよ」


A「えー、やだし」


涼介「うーわ、あったけぇ！」







いいよ、も言ってないのに、横からお腹と腰のあたりに手を回して、私のもこもこルームウェアに顔をうずめるようにしてくっついてくる。







A「...やっ！ちょっと、何してんの涼介」







お腹のあたりで、いきなりダイレクトに伝わった氷みたいな感覚。
冷え切っている手でいやらしくなでまわしてくるから、なんか変な気分。



....いろんな意味でぞくぞくする。







涼介「もっとあったかくなることあると思うんだけどなー、俺」


A「...知らないっ」







耳元でつぶやくのは、きっと涼介の作戦。







涼介「あー、でも服脱いだら寒いか....こたつでしちゃう？(笑)」


A「バカでしょ涼介(笑).....あ、でもなんか新鮮かも..、」


涼介「ふはっ、こたつの中とか動きにくそー」







次々とあけられていくボタン。



やっぱ寒い日はお家で過ごすにかぎるなー、なんてどうでもいいことを考えながら涼介に身をゆだねた。






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「ぬくぬくカップル」
思っていたのと違うようでしたらすみません(;´･ω･)

まだまだリクエスト募集中です！





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