＃だいすきであふれてる 【R.Y】

【きみとつきあうということ。】 ページ4

・＜ストロベリーさん：リク＞




涼介「A、ごめんな？」


A「ううん、平気だよ。もう慣れた」







私がそう言うと、涼介は伏し目がちに笑った。



普通のカップルだったらつながっているはずの手と手。

私たちの手と手の間には、ほんの少しの距離がある。

触れるのに触れない、もどかしい距離。



久しぶりのデートで電車に乗っている今もそう。







A「とにかく今日は楽しも！ほら、涼介ピアスほしいって言ってたじゃん」


涼介「ん、だな」







手をつなげないのも、街でイチャイチャできないのも、ちょっぴり寂しいけど。

それは付き合い始めたころにはもうわかっていたことだから。

アイドルと付き合うって、こういうことだから。







涼介「あ、A見て、これめっちゃ可愛くない？」


A「ほんとー！私、星モチーフ好き」


涼介「おそろいでつけよっか」


A「うん！」







でも私たちは誰にも負けないくらい、お互いのことが大好きだし。

手をつなぐとかつながないとか、そういう問題でもないのかもって。







涼介「銀と金あるけど....A、先選んで？」







こういう涼介のさりげない優しさも大好き。







A「ふふっ、似合ってるよ」


涼介「お前もな(笑)」







家に帰ってからつけあいっこしたピアスは、涼介のお気に入りの照明が反射してきらきら輝いてる。



私が涼介の耳に触れると、ピアスのひんやりとした感触が伝わった。

涼介は目を細めて笑って。



ファンの子にはきっと見せない顔。

私だけのものにしたくて、涼介の背中に腕を回した。







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「デート」というリクのつもりが、なんだか方向性がずれてしまいました...
すみませんm(__)m

気に行っていただけると嬉しいです....
リクありがとうございました！
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