第３１話：まふさん家で打ち合わせ ページ37
「…あ、こっちです、まふさん」
「あ！しりりん！！」
スタバの前で適当にスマホをいじっていると、金髪のホストのような姿が見えた。
その人に手を振れば案の定、まふまふさんで。
私は少しだけ微笑みながら、まふさんにこちらに来るようほどこした。
「ごめんね、ここ広いから迷っちゃった…」
「大丈夫ですよ。それより、どこで打ち合わせしましょうか？スタバでもいいんですけど、スタバは若い人が多いので、私達のこと知ってる人もいるかもしれません…」
「だよねぇ。うーん…あ、それじゃあさ。俺んちにする？そこだと誰も来ないし、確かしりりん俺んち来たことないでしょ？？」
「あー、そういえばそうですね」
「最近そらるさんに美味しいケーキ貰ったし、どうせなら一緒に食べようよ！」
「じゃあ…お邪魔してもいいですか？」
「もちろん！！」
綺麗な笑顔でそう言ったまふさんに、私も微笑み返す。
今回、初めてまふさんの家に行く。やっぱり先輩の家だからか、物凄く緊張する。
失敗はしないようにしないと…あ、やば。手汗でてきたかも…。
ーーー
ーー
ー
「おぉ…ここがまふさんの家…」
そう言いながら入ったアパートの一室。
広くはないけど、それでも一人暮らしならもってこいの家だ。
あまり靴のない玄関を通してもらい、私は奥の部屋の方に行く。
「(…あ、結構片付いてる)」
目に入ったのは結構片付いたシンプルな部屋で、あー、一人暮らしっぽいなぁと思う感じの部屋だった。
家んちは二人暮らしだから、あんまり孤独感はないけど、やっぱり一人暮らしは寂しいんだろうなぁなんて失礼なことを考える。
「そこら辺でくつろいじゃってて〜」
「あ、はい。りょーかいです」
「ケーキ持ってくるね」と言って台所の方に行くまふさんを眺めた後、私は机の、扉から奥側の方に座った。
…まふさんのことだから、もっと部屋はコンビニ袋とかで溢れてるのかと思った。
多分、そらるさんとかうらたさんとかが世話してるんだろうな〜なんて考えながら、私は荷物を床に置く。
…よし。頑張って打ち合せするか。
「今日Aどこいったんじゃろ…」
第３２話：まふさん家で打ち合わせ２→←第３０話：siryiさんのお叱り４
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ももはす(プロフ) - 子たぬき&坂田家さん» 返信遅くなってしまってすいません！コメントありがとうございます(*´▽｀*)ですよね…私もついついニヤニヤしちゃうんですよ笑 同じですね（笑） (2017年9月24日 20時) (
レス) id: cd24fb7f62 (このIDを非表示/違反報告)
子たぬき&坂田家(プロフ) - 96ちゃんがかっこよくなった〜ニヤニヤがとまらない (2017年9月24日 15時) (レス) id: 1fc64429a0 (このIDを非表示/違反報告)
ももはす(プロフ) - iceさん» コメントありがとうございます！こんな彼氏いたら毎日ニヤニヤしまくりですよ…(笑)これからも更新頑張るので、よろしくお願いしますね！ (2017年9月6日 21時) (レス) id: cd24fb7f62 (このIDを非表示/違反報告)
ice(プロフ) - 96猫さんの夢小説…！とても面白いです！ちょっとニヤニヤしてしまいました…(;´∀`)これからも更新楽しみにしています！頑張ってください！ (2017年9月6日 21時) (レス) id: f6a4d10306 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ももはす | 作成日時：2017年8月11日 10時
