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89話 もどかしさ〜プラプラside〜 ページ6
プラプラ「……………アホらし」
喉が少しだけ震えるが何とか声だけは出た
なぜそうなるのか自分でも理解が出来ない
雪「……」ｳﾄｳﾄ
プラプラ「つくづく面倒臭い野郎だなお前は……」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ
雪「ごめ……ありが……と……」ｽﾔ
寝付きが良いらしく、すぐに寝息を立て始めた人間の、白色の髪を撫でる
完全に眠りに着いたのを確認してから深いため息を吐く
プラプラ「……甘いよな、俺も」ﾊｧｰ
急がなくては……この人間には時間が無い……
向かう先は寿荘
この人間を……唯一、救い出せるであろう奴等の集まる場所に
プラプラ(面倒臭いな……テンシって言うのも)ﾊｧｰ
何度めか分からないため息を吐きながら、俺は目的地に向かっていた
90話 探さなきゃ〜夕士side〜→←88話 会話〜プラプラside〜
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作者名：タンゴ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年7月18日 22時
