今日:21 hit、昨日:13 hit、合計:6,963 hit
小｜中｜大
115話 願いとは？ ページ32
？「それで、どうする？願いを叶えたいか？」
雪「……願い？」
俺の願いって何なんだ？
生きたい？
死にたい？
人と関わりたくない？
誰かと関わりたい？
不幸のままで良い？
幸せになりたい？
どれも、全部願った事がある
だけど、願う事全てが矛盾している
そんな状態で、俺がずっと願っていた事って……なんだ？
？「どうした？答えが出ないのか？」
雪「俺……俺は……」
不意に、壱の言葉が思い出される
『僕を殺しなよ』
雪「消えたい……消えてしまいたい……」
？「へぇ？」
雪「分からないんだ、何もかも……愛されたいのか……そうじゃないのかも……」
こんなグチャグチャしたモノを抱えるくらいなら……いっそ……
雪「『俺』を消してくれ……お願いだから……」
？「りょうか〜い♪」
涙でボヤける視界に映った人影は
初めて見た筈なのに……
いつか、どこかで見たような顔だった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
設定タグ：妖怪アパートの幽雅な日常 , 男主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：タンゴ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年7月18日 22時
