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97話 形を変えて、救われる〜？side有〜 ページ14
蛍介「こう言う事だよ」
そう言って相手は俺の身体に痕を残す
雪「……コレがアイ？」
蛍介「あぁ」
傷をつけるのも、『アイ』と言われる仕業なのか？
雪「痕を残すのが……アイ？」
蛍介「愛してるの印だ」
……………なんだ
対象者の身体に痕を残す行為を『アイ』と呼ぶのなら、最初から俺は『アイ』されていた
そう思うと、身体に刻みついた幾多の傷が愛しく思える
雪「……て……もっと……アイして」ｷﾞｭｯ
蛍介「あぁ、もちろん」ﾆﾔｯ
〜〜〜〜〜？side〜〜〜〜〜
『愛』を枯渇した少年は、歪んだ『アイ』を受け入れる
麻薬の様に、溺れ、堕ちていく
？「このまま、時を過ごせ……堕ちる所まで堕ちて来い。少年よ」ﾌｯ
あの邪魔なテンシが離れている隙に
こちら側まで天秤を傾け続けろ
98話 記憶探し〜夕士side〜→←96話 壊れた心を繋ぐもの※
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設定タグ：妖怪アパートの幽雅な日常 , 男主
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作者名：タンゴ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時：2017年7月18日 22時
