短編小説・ネタなどの集個人用 (ページ25)

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≪実況者≫完璧少女の友達事情１ページ25

私には友達がいない…。
友達がいないというわけではなく、作らない。
そう…私は完ぺきな人間なのだから…。

「うざいんだよ何もかもな」

あ「うざいのはあなた方でしょう？
私はただ教室で勉強をしていただけですが
どこが悪いことでしょうか？」

「お前さいつもいつも勉強勉強って
目障りなんだよお前が教室にいると」

あ「いっときますけど
目障りなのはあなた方ですよ
教室でギャーギャー騒いで
ここはあなた方の遊びの場ではないです(ry」

「チッうるせぇよ！行くぞ」

「おう」

あ「何をしに来たんですか
あの人たち…。」

私は、間違っていることをただ行っただけなのに
聞かないで帰るとは…。
世間知らずの馬鹿ですね…。

？「…」

それを見ていたひとりの男はにやりと笑った。

あ「ただいま…」

家には誰もいない
私は高校生にして、一人暮らしをしている
資金などは外国にいる両親から送られてきている

よく近所の人から野菜や果物をもらっている
そのおかげで食事には困っていない
フルーツが好きな私は、中でも梨や林檎が好きなので
よく食べている

あ「…ふう…」

ほかの人に「完璧」や「天才」なんて何回言われたことだろうか
私はましてや完璧なんてものじゃない
人には隠しているけれど
寂しい時は寂しいし、かわいくもない。
勉強や運動ができても、だれしもかけているものが必ずあるものだ
ただ自分の弱いところを見られたくなくて
こんな上辺を並べるようになった

小学生の時も中学の頃もいつも完璧だと言ってた
そして今、高校生でもそれは続くかと思っていた
あの日が来るまでは…。

？「ねね君彩宮さんだっけ？」

あ「…(こういう人にはかかわらないほうがいい…)」

？「えっ！？ちょ無視！？」

あ「なんですか…今勉強してるので邪魔しないでください」

？「勉強教えてくれ！頼む～！」

あ「…そもそも誰ですかあなた」

？「えっ？俺のことわからない？」

分かる訳がない。
こういう人はいっぱいいるし
第一自分のことを知らない？って…
あんたはスターかなんかなのか…

あ「分かる訳ないじゃないですか」

？「ふーん…さすが完璧少女だね」

あ「何ですかその呼び方…」