《ボカ ロカバー》世界寿命と最後一日 2 ページ23
「はっ…はぁ…」
悪い夢を見た…
でも窓の外を見るとそれが夢じゃないって思わされるんだ…
人は変わっていっていた…
まるで動物みたいに群がったり…
僕はただその有様を見ていた…
何日たっても何週間たっても
煩悩・本性・劣等・衝動・行動
ただただ動いて…感じて…
好きして空きして結きして剥きして隙きして鋤きして
スキしてもずっと…
終わらないゲームだってこと気づいてたんだ
祈ってるやつも所詮は綺麗事
ファッション悲劇とか僕にとっては
一種のパフォーマンスに過ぎなかったんだ
また偉い人たちが考えていたことで
俺たちをものとして操ってるだろ?
でも、この街を見ていたら
まぁ予想通りで
今日で終わり…全部終わりなんだ…
悲劇のヒロイン気取ったってパフォーマンスに過ぎない…。
街を包み始めていた赤い光はいつもよりさみしそうで
「あっ…」
空を見上げた…夕暮れの空ににじむ星は
とてもきれいだったんだ
もう偉い人ももうだめだいって本性をだした
自分がやった過ちをすべてさらけ出した
僕ら庶民に…
突然降り出した雨はほほを濡らした…
もう世界の終わりとかどうでもいいや
「夏樹…もう終わっちゃうね…」
「そうだね…」
政治家たちの嘘が消えてきれいな世界に…。
朝日が見え始めた…
いつも通りの朝が来たんだ…
「なんだ…? 滅亡なんてしなかったじゃないか…紫苑?」
「そうだね…夏樹 ごめんね?」
「いいよ…さてと…眠くなってきた…」
「帰ろ? 夏樹!」
この世界で生きていこう…
たとえ世界が終ろうとしても…
僕たちは運命に従うのみだ…
「人が死んでも、地球が死んでも世界は終わらない
それなら、今日くらいは正直に生きてみてはいかがだろうか?
貴方も。私も。世界も。
どんなゴミ溜まりより穢れている真実は、人……」
世界寿命と最後の一日
ーーーーーーーーーーーーー
無理やりな終わらせ方でした すいません
個人的にも好きな曲の一つです
ぜひ、聞いていてください
ではでは〜^^
夏休みといえばホラー! 悲しい女→←《ボカ ロカバー》世界寿命と最後の一日 1
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ