兄 妹 カ ッ プ ル 【夜久衛輔】

□. 彼女 ページ4

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「･･･嘘だろ!? お前 それで 満足してんの!?」

「何!? 何が おかしいの!? 普通じゃない!?」





朝から 鉄朗の 真顔どアップ。

やめろし。怖いし。






「映画観て満足してんの? へっ」


「でーででででも!!

隣同士に座って･･･なんか緊張して･･

まともに映画なんか観れなくて･･･」






「その緊張したっつーのは多分

お前だけだな。夜久はお前が


そんなことでドキドキしてるなんて

気付いてもねーだろうし。」






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そっか･･･ 昨日 私が衛輔として

嬉しかったことって はたから見れば

結構 普通なことなんだ･･･








「まあ落ち込むなよ。次 夜久と

デート♡ すんのはいつなんだよ」


「来週の･･･日曜。 衛輔の家･･･」








マリオカートで次こそは

衛輔に勝たないと･･･





またクレープ奢らされる･･･








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「よし、チャンスだ。」

「･･･はあ!?」







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「その日 生足が出るような格好してけ」

「はあ!? なんで!? さっむいじゃん!!」






「いーから。 ぜってー成功する」

「何がだよ!!」









「にしてもよ その日 夜久部活あるのに

そのあと お前とデートしてやるなんて

やっさしいね〜」



「 ! 」



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そっか。 部活あったから

会うのは午後からって言われたんだ･･･






「･･･部活、結構 キツイんだぜ?

お疲れでも お前に会ってくれるってんだ。


そんな彼氏持ってるお前は

かなり幸せもんだよな」







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そう言うと 鉄朗は教室を出て行った







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「･･･も、衛輔 愛してるううううう!!」











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